Java学習ノート_140716（例外とアサーション）

例外、あんまりおもしろくない。

例外とアサーション

例外の種類

• エラー : JVMがスロー
• 例外 : アプリケーションによるエラー。軽重ある。
• 実行時例外 : コンパイラのチェックが行われない（実行時の例外だから）。

これらをすべてエラーと呼んでいたので区別する。

チェック例外と非チェック例外は別の分類なので注意。RuntimeExceptionクラスまたはErrorクラスのサブクラスは非チェック例外、それ以外の例外はすべてチェック例外。

例外クラスを作る

ExceptionSample.java

class MyException extends Exception{
    public MyException(String msg) {
        super(msg);
    }
    public MyException(Throwable cause) {
        super(cause);
    }
}
class ExceptionSample {
    public static void main(String[] args) {
        try{
            dosomething();
        }
        catch(MyException e){
            e.printStackTrace();
        }
    }

    static void dosomething() throws MyException{
        // TODO 自動生成されたメソッド・スタブ
        MyException e = new MyException("自作の例外処理");
        throw e;
    }
}

例外とオーバーライド

throws句がついたメソッドをオーバーライドする場合、同じ（サブクラスを含む）例外しか新たに宣言することができない。ポリモーフィズムでの不整合が起こらないようにするため。

アサーション（Assertion: 表明）

プログラムのバグをチェックするコードを埋め込む機能をアサーションという。基本的に開発時にON、運用時にはOFFにする。

AssertSample.java

public class AssertSample {
    public static void main(String[] args) {
        int num = -1;
        assert num > 0 : "numは0以上である必要があります。";
    }

}

Eclipseの場合，メニュー→実行構成→Javaアプリケーション→(x)=引数→VM 引数に -ea を書いて，実行。以下が実行結果。

Exception in thread "main" java.lang.AssertionError: numは0以上である必要があります。
    at AssertSample.main(AssertSample.java:5)