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Watson Visual RecognitionのCollectionに1度に複数画像を学習するコードをJavaで実装してみた

Last updated at Posted at 2017-06-25

はじめに

Watson Visual RecognitionのCollectionにデータを投入する際、コードを書く以外では、1つ1つコードを実装しなくてはならず、手間がかかります。
今回Javaのコードで複数の画像を一気にトレーニングできるコードを実装しました。

Javaの実行環境構築

  1. JDKのインストール
    JDKのインストールは下記URLから行います。
    http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

 インストール方法は、下記URLを参考にしてください。
http://qiita.com/hiesiea/items/54e49dabfb5606edb54d#2-jdk%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
  
2. eclipseのインストール
eclipseのインストールは下記URLから行います。
http://www.eclipse.org/downloads/

 インストール方法は、下記URLを参考にしてください。
http://qiita.com/hiesiea/items/54e49dabfb5606edb54d#3-eclipse%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
  
3. Maven projectの作成
eclipseの「New」→「Project」→「Maven Project」を作成します。
maven1.png

コードの入手、設定

  1. コードのダウンロード
    下記のURLから、コードをダウンロードします。
    https://github.com/takana-at/VisualRecognition-training
    ダウンロードしたら、コードを展開します。
      
  2. コードの配置
    sample.appプロジェクトに下記クラスをコピーします。
     ・AddToCollection.java
     ・AddToCollectionThread.java
     ・TrainingDefinition.java

Visual RecognitionのCollectionにトレーニングデータをアップロード

Visual Recognitionサービスの作成

  1. Bluemix上でVisual Recognitionのサービスを作成します。
    下記URLからBluemixにログインし、「カタログ」→「Watson」→「Visual Recognition」サービスを作成します。
    https://console.bluemix.net/

2. Visual Recognitionのサービスを作成したら、「サービス資格情報」→「Credentials-1」から、{api_key}を確認し、メモしておきます。
visual_recognition1.png

Visual RecognitionにCollection作成

  1. Visual Recognitionサービスにcollectionを作成します。
    下記URLにアクセスし、「Parameters」→「api_key」に先ほどメモしたapi_key、「name」に任意の名前を入れて、「try it out!」をクリックします。
    https://watson-api-explorer.mybluemix.net/apis/visual-recognition-v3#!/visual45recognition/post_v3_collections

visual_recognition2.png
  
2. collectionが作成できたら、下記の画面になりますので、「collection_id」をメモしておきます。
また、「status」が「Available」になっていることを確認します。
visual_recognition3.png

Javaのコードを実行する

AddToCollection.javaを実行します。

  1. AddToCollectionThread.javaのコードを変更します。
    このクラスのコードの{api_key}を先ほどメモしたapi_keyに変更します。

2. アップロードする画像を配置します。
画像は、project直下に「trainImage」フォルダを作成し、「trainImage」フォルダ内に「画像ID名」のフォルダを作成し、「画像ID名」のフォルダに画像を配置してください。
この画像IDは、人物ごとに振り分けるために使用していますので、同一人物は同じ画像ID名のフォルダ内に配置してください。

PROJECTNAME
|-trainImage
   |-IMGID_NAME
      |-IMG  
      |-IMG

たとえば、下記のように「female」という画像ID名のフォルダに、「m010469.jpg」、「m010462.jpg」の画像を格納します。
readd1.png

※今回使用した画像
https://model.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/24_252_256/products_id/300378
https://model.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/24_252_256/products_id/302141

3. アップロードするメタファイルの配置します。
画像は、project直下に「trainMetafile」フォルダを作成し、「trainMetafile」フォルダ内にtrainImageフォルダ内と同じ「画像ID名」のフォルダを作成し、「画像ID名」のフォルダにその画像IDに関する人物の情報をjsonファイルで配置してください。
このときjsonファイルのファイル名は「画像ID名.json」にしてください。
「trainMetafile」フォルダに格納したjsonファイルによって、trainImageに格納した画像の追加情報を登録することができます。

PROJECTNAME
|-trainMetafile
   |-IMGID_NAME
      |-IMGID_NAME.json

たとえば、下記のように「female」という画像ID名のフォルダに、「female.json」という名前のjsonファイルを格納します。
readd2.png

Metafileを作成する際は、下記コードを参考にしてください。

Metafileの記入例(femaleA.json)
{"name":"女性A","img_name":"femaleA","img_url":"https://model.foto.ne.jp/free/product_info.php/cPath/24_252_256/products_id/300378"}

4. 引数には、下記を入れて実装します。
「./trainImage」
AddToCollection2.png

5. 実行結果は以下のようになります。
add4.png

Collectionを確認する

Collectionにトレーニングデータが追加されたか確認します。

  1. 下記URLにアクセスし、「Parameters」→「api_key」、「collection_id」にAddToCollection.javaを実装した際に入力したapi_key、collection_idを入れて、「try it out!」をクリックします。
    https://watson-api-explorer.mybluemix.net/apis/visual-recognition-v3#!/visual45recognition/get_v3_collections_collection_id_images!
    List100image1.png

2. collectionに登録した画像の一覧を表示し、collectionの「images」に登録した画像が登録されていたら、トレーニングまで完了です。
add6.png

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