ルーティングでワイルドカードを使うときの注意点

Laravelのルーティングでは、サブドメインの設定も可能で、ワイルドカードでも指定できます。
Sub-Domain Routing

routes.php

// {account}がワイルドカード
Route::group(['domain' => '{account}.example.com'], function()
{
    Route::get('user/{id}', function($account, $id)
    {
        //
    });

    // 名前付きルート
    Route::get('/login', ['as' => 'login', 'uses' => 'HomeController@login']);
});

上記の設定で、「johndoe.example.com」などに対応できるわけです。

注意点

ところが、RedirectやFormで名前付きルートが使えないという困ったことになります。

Redirect::route('login');
// 文字通り、{account}.example.com/login にリダイレクトされる。

Form::open(['route' => 'login']);
// <form method="POST" action="http://{account}.example.com/login" ...

ワイルドカード指定が、そのまま出力されてしまい、「johndoe.example.com」なら
「johndoe.example.com/login」ではなく、「{account}.example.com/login」にリダイレクトされてしまうわけです。

対処方法

私が試した限りでは次の対処法があります。

Redirect::route()の第2引数にワイルドカードの値を設定する

毎回、第2引数にワイルドカードの値を指定します。

Redirect::route('login', ['account' => 'johndoe']);
// johndoe.example.com/login にリダイレクト

(結局...)名前付きルートを使わない

上記の方法では、Form::open()に対応できてません。

Redirect::to('/login');
Form::open(['url' => '/login']);

補足

ちなみに、Prefix Routingでワイルドカードを使ったときも同じ感じです。

他に解決方法ご存じのかた、ぜひ教えてください！