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[ReVIEW Tips] LATEXBuilderでスタイルを指定する

Last updated at Posted at 2013-09-14

ReVIEWをインストールすると、review-pdfmakerというコマンドが標準でインストールされます。review-epubmakerコマンドがEPUBファイルを作るのと同様、このコマンドはPDFファイルを直接作ってくれます。このコマンドでは、ビルダーとしてはLATEXBuilderというLaTeX用のビルダーが使われます。

使い方は以下の通りです。

$ review-pdfmaker 【設定用YAMLファイル】

ReVIEWでPDFを作成するには、このコマンドを使うか、またはInDesignで頑張ることになりますが、とりあえずここでは後者は置いておいて前者の話にします(HTMLBuilderでHTMLなりEPUBなりを生成してからPDFに変換するという技もありそうですが、詳しく知らないのでなかったことにします)。

スタイルファイルを使って指定する

さてreview-pdfmakerで生成されるPDFの見た目をいろいろ変えたいとなると、LaTeXのスタイルを指定する必要があります。これには設定用YAMLファイルに指定をします。

texstyle: mymacro

こうすると、review-pdfmakerを実行したディレクトリから見て、sty/mymacro.styというパスのスタイルファイルが読み込まれるようになります(LaTeX的には、標準で使われるデフォルトのパッケージ指定やその他の設定に加えて、\usepackage{mymacro}で読み込まれることになります)。具体的な*.styの書き方はLaTeXを勉強してください(私もそれほどよく分かっていないので日々苦労しています)。

ドキュメントクラスを指定する

なお、上記のスタイルファイルの指定では\documentclassの設定を変えることはできません。\documentclassを指定するには、設定用YAMLファイルに以下のように記述します。

texdocumentclass: ["jsbook", "oneside,14pt"]

こうすると、生成されるLaTeXのドキュメントクラス指定は以下のようになります。

\documentclass[oneside,14pt]{jsbook}
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