SwiftでCGPoint(x: 0, y: 0)と書くのが面倒な場合

Swiftでは、構造体またはクラスのイニシャライザ・インスタンスメソッド等の呼び出し時に、外部引数名（External Parameter Names）を書く必要があります。

構造体CGPoint型のイニシャライザ呼び出し例

var test = CGPoint(x: 0, y: 0)

Objective-Cを引きずっているかのような冗長なこの書き方ですが、ちょこっと工夫すれば、短く書く事が出来そうです。

test.swift

import CoreGraphics

extension CGPoint {
    init(_ x: CGFloat, _ y: CGFloat) {
        self.x = x
        self.y = y
    }
}

var test1 = CGPoint(x: 0, y: 0) // 標準のイニシャライザ
var test2 = CGPoint(0, 0) // 拡張したイニシャライザ

通常外部引数名を書く場所にアンダースコア(_)を記述しておくことで、無名にすることができるようです。

賛否両論はありそうな気がしますが、CGPointやCGSizeぐらいはこうした書き方でも許されるんじゃないかなと思います。

※コンビニエンスの方が良かったかな？