エバンジェリストの役割について考える

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エバンジェリストって?

定義

エバンジェリスト(Evangelist)とは、キリスト教における伝道者のこと。エヴァンジェリスト、エヴァンゲリストとも。
ドイツの神学者ルターは、自らを福音主義者(エヴァンゲリストevagelist)と呼び、イエスの教えに回帰することを説いた。
また、IT業界では、技術的話題を社内外に解りやすく説明・布教する使命を持つ「テクニカルエヴァンジェリスト」という職業も存在している。

テクノロジー・エバンジェリスト(英: Technology evangelist)または テクニカル・エバンジェリスト(英: Technical evangelist)は、工業規格としてネットワーク外部性の存在する市場において、特定技術のサポートのクリティカル・マスを築こうとする人物を言う。エヴァンジェリストとは、宗教用語で伝道師のこと。
プロのテクノロジー・エバンジェリストの多くは、自らの専有技術をデファクトスタンダードとして確立するか、所有権の保持されていないオープン標準を確立しようとする企業によって雇用されている。ノンプロのテクノロジー・エバンジェリストは利他主義または利己心(例えば、ネットワーク外部性における早期参入の利益を得るために)から行動する例が多い。
(Wikipediaiより)

どんなことやってる?

概略

ある特定の、高度で複雑なIT環境やテクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説し、啓蒙を図るのが主な任務である。

登壇

システム開発者などITエンジニアを対象に開催される社内外のイベント等にて、製品・サービスのプレゼンテーションを行うことが多い。下記に上げる活動により、しばしばメディアへの露出も増え、技術者として開発のプロジェクトを現場で回している人から見ると、やや派手に映りがちである。

書籍

自身の担当技術領域や担当製品・サービスの内容について、執筆活動を行う。

Blog

技術情報発信や、ユーザーサイドとのコミュニケーションを強化するため、Blogやコミュニティサイトを自身で立ち上げたり、またはそのコミュニティにおいて中核を担うことも多い。

イベント支援

ハッカソンでの技術サポート、チューターとしての活動、大規模セミナー/カンファレンス等での技術サポーターとして、イベントの支援などを行う。

それって何のためだっけ?

前述の通り「ある特定の、高度で複雑なIT環境やテクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説し、啓蒙を図る」のが目的なので、ともするとパブリックで派手な活動ばかりが目立ちがちなエバンジェリストは、実は見えないところではもっと地味なそして堅実な営業に極めて近い活動をしていることも多い。

ステークホルダーとのつながり強化

いかにして、自身が担当する技術領域や、製品・サービスにおいて自分が技術サポートの中心となりその対象技術を「広めていく」「売れるようにする」かが大変重要な役割であると考える。
そのためには、営業セクションと密に連携し、各技術者または技術会社にその技術・製品・サービスを使ってもらうよう、プリセールスという位置づけで日々奔走している。

経営者は昔からやっていること

実は、派手で特殊で楽しそうに見えるエバンジェリズム活動は、昔から個人事業主、スタートアップ企業の創業者、ベンチャー経営者などは、エバンジェリストという言葉・ロールなど意識せずに日々行っていることである。(自社の技術・製品・サービスを売りたい、啓蒙したいのだから当然であろう)

まとめ

なんとなく流行り言葉になってしまった感のあるエバンジェリストという言葉に振り回されないでほしい。
自分が担当する技術・製品・サービスを広めたい、売りたい、使ってもらいたい、と思っているプリセールス/セールスエンジニア(場合によってはマーケッター、コンサルタントなども)の方は、すでにエバンジェリストであり、胸を張ってエバンジェリストを名乗って良いと思う。そして、今回のアドベントカレンダーの主題ともなっているDeveloper Relationsを盛り上げていって頂きたいと思う。

(乱文乱筆御容赦)

この投稿は DevRel Advent Calendar 20164日目の記事です。