そのままでは今まで作ったWeb I2C API対応アプリが動かなくなる!
CHIRIMENのイメージを現時点(2017/03/16)の最新であるCMN2015-1_B2GOS-20170301に更新すると新しいスタートアップ画面やWeb I2C APIの品質改善などの恩恵が得られます。
しかし何も行わないと、アップデート前の環境で動作していたWeb I2C API対応のWebアプリが そのままでは動作しなくなります!
でも、ご安心ください。簡単に対応させることができます。
ここでは、その対処方法を書きます。
対処方法。→ Polyfillを入れ替えるだけ! アプリは修正の必要なし!
以上!
でもいいんですが、一応やり方を書きますw
1. 新しいPolyfillをダウンロード
CMN2015-1_B2GOS-20170301に対応したPolyfillは、CMN2015-1_B2GOS-20170301のパッケージに含まれて居ます。
https://github.com/chirimen-oh/release/releases/tag/CMN2015-1_B2GOS-20170301 の Downloads
からCMN2015-1_B2GOS-20170301-2.zip
をダウンロードしてください。
zipファイルを展開すると、中にimageと一緒にPolyfillが入っています。
2. Webアプリに入っている古いPolyfillを削除
WebアプリのPolyfillがどこに入っているか?を確認しましょう。
ここでは、CMN2015-1_B2GOS-20170301リリース前にchirimen-oh/examplesからダウンロードしたi2c-ADT7410のサンプルを例に話を進めます。
以前のchirimen-oh/examplesでは、bower install
でPolyfillが導入されていましたので、下記のようにbowser_components/webgpio/dist
配下にPolyfillがインストールされています。
bowser install
を使わずにインストールした場合、別の場所にあるかもしれません。
一旦、index.html
からwebgpio.js
あるいはwebi2c.js
のパスを確認のうえ、Polyfillを 全て削除 してください。
3. 新しいPolyfillを入れる!
古いPolyfillを消しましたので、同じ場所に新しいPolyfillを入れましょう。
これで、Polyfillの差し替えは完了です。
新しくなったCHIRIMENをお楽しみください!