こんにちは!
最近CHIRIMEN Open Hardowareコミュニティでも遊んでいる@tadfmacです。
CHIRIMEN Open Hardwareコミュニティは、先日のOgaki Mini Maker Faire 2016にも参加させていただきました!本当に楽しかった!
※写真でプレゼンしているオジサンは私ではありませんw
というわけで、Advent Calendar空いているようなので、CHIRIMENについて少し書いてみたいと思います。
CHIRIMENとは?
CHIRIMENはGPIOやI2C経由で繋がるハードを含めたWebアプリが作れるSBC(シングルボードコンピュータ)です。
SBCとして有名なRaspberry Pi等と異なる特徴は「Webアプリ」でハードを含めた制御を行う点です。
Raspberry Piなどでは、node.jsやpythonなどからGPIOを制御しますが、CHIRIMENではボード上のブラウザから直接GPIO/I2Cが制御できます。
現在CHIRIMENの最初のバージョンである「Echigo Rev.1」が、スイッチサイエンスさんで販売されています。
今回はCHIRIMENの起動方法とファームウエアアップデートについて紹介します。
起動のための準備
「Echigo Rev.1」を購入すると、下記が同梱されています。
- CHIRIMENボード本体
- HDMIケーブル(HDMI標準オス→microHDMIオス)
- USB電源ケーブル
- USBケーブル(Aオス→microBオス)
CHIRIMENを起動させるには、上記とは別に下記が必要です。
- HDMIモニター(1080p推奨)
- USBマウス
- USB2.0ハブ(2ポート以上)
- USB WIFIドングル(ReUdo RE-UW100、PLANEX GW-USNANO2Aなど)
- USB充電器(最低1A以上の電流供給可能なもの。USBやGPIOに接続する機器・デバイスによっては電流が足りなくなるので2A程度のものを推奨)
起動方法
CHIRIMENの起動については、下記にドキュメントがあります。
上記手順通りにモニターや電源、マウス、WIFIドングルなどをつないで電源を入れてみましょう!
最初に最新版のファームウエアにUpdateしよう
現在スイッチサイエンスさんから購入可能な「Echigo Rev.1」は最初の起動時時はAndroidが立ち上がる場合があるようです。(2016/12月現在)
Androidが立ち上がった状態ではCHIRIMENがサポートするGPIOやI2Cを利用したWebアプリで遊ぶことができませんのでファームのUpdateが必要です。
↓のような画面が表示されたらアップデートが必要ですが、1度アップデートすれば普通に使えるようになりますので安心してください!
WindowsかLinuxを用意してアップデート
CHIRIMENのファームウエアアップデート方法は、下記に手順があります。
残念ながら、Macでのアップデート方法は現在コミュニティで検討中の状況です。
アップデート後にCHIRIMENを起動して、下記のような画面が表示されたら成功!
(B2Gというブラウザで動くOSが立ち上がっています)
今回はここまで!
次回は、いよいよWebアプリについて書いてみたいと思います!
次回はCHIRIMENのGPIOピンの話を書きます。