PatternFlyの日本語資料が非常に少ないので、紹介記事を書いてみる。
PatternFlyとは
PatternFlyはRed Hatがスポンサーをしている、オープンソースのWeb UIフレームワーク。Bootstrap 3をベースにしている。
Bootstrapは、Webの汎用コンポーネントを集めたCSSライブラリだが、とくにWeb系のB2Cなサービスで使われているように思う。PatternFlyはRed Hatがスポンサーしているだけあって、エンタープライズ向けに特化していて、B2BなサービスやWebアプリケーションで使われることを想定した、一段高レベルのウィジェットやレイアウトがライブラリとして提供される。
なお、名前からも分かるように、元々はアプリケーションサーバのWildFlyの管理コンソールなどで使われていたUI部品を統合して再利用しようという試みから生まれた。
パターンライブラリ
というわけで、PatternFlyがどんなUIライブラリを提供しているかを紹介してみる。
バージョン 3.17.0 現在であるライブラリのカテゴリは、以下の8つ。
- アプリケーションフレームワーク
- カード
- ユーザとのコミュニケーション
- コンテンツの表示
- ダッシュボード
- データ可視化
- フォームとコントロール
- ナビゲーション