はじめに
自宅でSparkClusterを組む為、RaspberryPi3を4台購入しました。
今回はWindowsでRaspberryPi3のOS(Raspbian)インストールから無線LAN設定までを記事にしてみたいと思います。
有線の場合は下記の記事通りの設定で大丈夫です。
RaspberryPi3にOS(Raspbian)インストールと初期設定
Raspberry Pi 3 Model B をインストールしてSSH接続できるようにしてみる
http://techblog.clara.jp/2016/04/raspberry-pi-3-model-b_install_and_ssh_connect/
上記記事の3-D.までキャプチャ付きで詳細に記載されていますのでその通り設定しました。
「:」が入力できるようにキーボードの設定は必ずやっておいたほうがいいです。
RaspberryPi3に無線LAN設定と固定IPの割り当て
有線の場合は、上記記事の3-E.ネットワークの設定で固定IPが割り当てられるかと思います。
今回は無線で固定IPを割り当てるので以下のように設定しました。
再起動後、pi ユーザでログインし/etc/dhcpcd.confを編集
$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf
/etc/dhcpcd.confの末尾に追記
ex:以下のIPを割り当てる場合
IP:192.168.11.10/24
subnetmask : 255.255.255.0
gateway : 192.168.11.1
DNSサーバ : 192.168.11.1
interface wlan0
static ip_address=192.168.11.10/24
static routers=192.168.11.1
static domain_name_servers=192.168.11.1
無線LANを設定する
自分のルータのESSIDを確認
$ sudo iwlist wlan0 scan | grep ESSID
接続情報を/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confに書き込む
sudo wpa_passphrase ESSID ESSID_KEY >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
再起動後、設定情報の確認
iwconfigでESSIDが正しく設定されていること
ifconfigでwlan0のinet addrが正しく設定されていること
$ sudo reboot
$ iwconfig
$ ifconfig
おわり
次回はRaspberryPi3にSparkをインストールして実際に動かすまで