準備(必要なもの)
- raspberrypi3 model B
- microSD (だいたい8GB以上あれば)
- 対応しているかはこちら参照
- HDMIケーブル
- HDMI接続できるディスプレイ
- microUSB タイプBの電源(5V 2.0A~2.5A)
- USB接続のキーボード、マウス(Bluetooth接続でできるのかは未確認)
- raspberrypi用ケース(無くても問題ない)
- microSD書き込み用端末(windows,macなど)
- microSDリーダ
- LANケーブル(Wifiで接続する場合は不要)
OSのインストール
- OSのイメージファイルを下記からダウンロードする。
- 公式サイトからraspbian jessieというファイルをZIPで落としてくる。
- 落としてきたZIPファイルを解凍する。
(raspbian jessie liteはcui版)
- microSDに書き込む
- 解凍したファイルをDD for WindowsでmicroSDに書き込む。
-
raspbian 2016-11-25版以上の場合
そのままではsshでログインできません。
raspbian 2016-11-25版以上はssh接続がデフォルトで無効となったため、
microSDに書き込んだ後、ssh
という空のファイルを作成しておくことによりsshログインができるようになる。 -
raspberrypi3でraspbian起動
- キーボード、マウスを接続後前項で用意したmicroSDを挿入し、給電用microUSBケーブルを接続する。(raspberrypiには電源スイッチはないため接続した瞬間に起動する。)
- 有線でLAN接続していない場合には、raspbian起動後、右上にあるネットワークアイコンをクリック、接続先SSIDを選択し、パスワードを入力することによってWifi接続される。
- ネットワークに接続されていることを確認する。
- 左上にあるTERMINALをクリックする。
- 起動した画面に下記コマンドを入力する。(場合により数十分かかる)
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
日本語キーボード対応
- デフォルトだと英語キーボードのため設定を日本語キーボードに変更する。
- デスクトップ画面左上のmenuをクリック→Preferences→Mouse and KeyBoard Settings→Keyboard→Keyboard Layoutをクリック
- CountryからJapanを選択
- Variantはそのままでよさげ(Japanese(PC98xx Series))
#WiFi設定(有線接続だけでよい場合は不要)
- 下記コマンドを[SSID] [password]を書き換えて実行する。
$ sudo sh -c 'wpa_passphrase [SSID] [password] >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'
- [password]の内容も
/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
に書き込まれてしまうため消しておくこと。 - reboot後WiFiが繋がっているか確認する。
IPアドレス固定
-
想定設定例:
- IP : 192.168.0.10
- subnetmask : 255.255.255.0
- gateway : 192.168.0.1
- DNSサーバ : 192.168.0.1
-
$ sudo vi /etc/dhcpcd.conf
interface eth0 #(Wifiの場合はwlan0) static ip_address=192.168.0.10/24 static routers=192.168.0.1 static domain_name_servers=192.168.0.1
ssh接続
- ssh接続元の端末から前項で設定したIPアドレスにssh接続を行い成功すれば問題なし。
- ユーザ名:pi
- パスワード:raspberry