Google Cloud SDKを利用するとDeveloperコンソール相当の操作以上のことが可能になる。DeveloperコンソールがWebUIなのに対してCloud SDKはCLIである。
Cloud SDKにGCPのサービスを操作及び管理するためのツールやライブラリ、開発用のエミュレータが含まれている。
コマンド | 備考 |
---|---|
gcloud | GCPリソースと開発者ワークフローの管理 |
gsutil | GCSを操作するためのCLI。Pythonのスクリプト |
bq | BigQueryをインタラクティブに操作するためのCLI。Pythonスクリプト |
kubectl | Kubernetes のコマンドラインツール |
インストール
$ curl https://sdk.cloud.google.com | bash
ただし、AppeEngineSDKは別管理なので、以下のサイトからダウンロードしてインストールする必要がある。
https://cloud.google.com/appengine/downloads
Googleアカウントの認証と設定
以下の3つの方法がある
手段1:gcloud initで認証と初期設定(プロジェクトの設定)などが行われる。※ブラウザ必須
手段2:gcloud auth loginで認証し、gcloud config set projectでプロジェクトIDを設定 ※ブラウザ必要なし。
手段3:サービスアカウントの秘密鍵を事前にダウンロードし、以下のコマンドを実行
gcloud auth activate-service-account {サービスアカウントのメールアドレス} --key-file
{サービスアカウントの秘密鍵}を実行
現在設定されている認証情報を表示
gcloud auth list
認証情報を削除
gcloud auth revoke
インストール済みのコンポーネント一覧表示
gcloud components list