gulpってなんなん?
お題にも記載していますが、タスクランナーの一つで、面倒な作業の自動化するためのものです。
npmにプラグインが多々上がっているので、ややこしいものは探せばあるかもしれません。
前提
nodeがインストールされていること。
これを書いた際は、node v8.1.2
です。
gulp インストール
プロジェクトにgulpをインストールします。
npm install --save-dev gulp
公式では、gulpコマンドを使用するために、グローバルにgulp-cli
をインストールするようになっていますが、グローバルを汚したくないのでインストールしません。
npm run
はローカルにインストールしたパッケージにパスを通してくれるので、gulp
の実行をnpm run
を経由して行います。
プラグイン インストール
今回はjsのminifyをしてみるので、以下をインストールします。
npm install --save-dev gulp-uglify
タスクの作成
プロジェクトルートにgulpfile.js
を作成し以下を記述します。
タスクの内容は、js
フォルダ内の.js
ファイルをminifyして./dist/js
に出力です。
'use strict';
const gulp = require('gulp');
const uglify = require('gulp-uglify');
// minify
gulp.task('minify-js', function() {
return gulp.src("./js/*.js")
.pipe(uglify())
.pipe(gulp.dest('./dist/js'));
});
npm script追加
package.json
のscripts
に以下を追加します。
gulp-cliをグローバルにインストールしている場合は、この追加は不要です。gulp minify-js
をターミナルで実行すれば動きます。
"scripts": {
"minify": "gulp minify-js"
},
タスク実行
実行は、package.json
に記載したscriptを実行するだけです。
npm run minify