deepdreamとは
googleが公開したディープラーニングを用いた画像認識ネットワークでオープンソース、レポジトリはこちら。入力画像の中に学習していたパターンに似た領域があると学習元の画像を復元しようとし、人間の想像からかけ離れた画像を合成してくれます。最近何かと話題なので見たことある人多いと思います。
この実行はローカル環境でできます!、がディープラーニングフレームワークであるCaffeの導入が必要になるので導入しておいてください。Caffeの導入方法はこの記事にまとめておいたのでもしよろしければ参考にしてください。
手順
ipython notebookで動くので入れます。
pip install ipython "ipython[notebook]"
レポジトリから公開されているソースをCaffeの隣にクローンしてきます。
cd /path/to/caffe
cd ../
git clone git@github.com:google/deepdream.git
学習済みのcaffemodelが必要なのでここのcaffemodel_urlからダウンロード、Caffe内のmodels/bvlc_googlenet/
に保存します。
deepdreamに移動してipython notebookを起動します。
cd deepdream
ipython trust dream.ipynb
ipython notebook
ブラウザが起動されたと思います。dream.ipynbを選択して、上部にある再生ボタンを押していきます。最後まで行くとsky1024px.jpg
という画像を元にdeepdreamが実行され、deepdream/frames/
に変換された画像が保存されていると思います。
これでニューラルネットワークの夢(dreamとか言ってるけど全然夢じゃなくて無理やり認識させただけな気がするが)を出力することができました、自分で好きな画像をdeepdreamしたいときは好きな画像をsky1024px.jpg
として保存すれば読み込んでくれます(中身いじりたくないから横着)。
作成した画像をSNSなどに上げる際は#deepdreamタグを付けるとdeepdreamを作ってくれた人達が喜ぶので是非付けましょう。