タイトルはネタです。すいません。それほどDockerを毛嫌いしているわけでもないのですが、Systemdを採用しているLinuxを使う場合、仮想環境を簡単に作成できるようになっています。具体的には、Systemd-nspawnを使います。
例えば、Arch Linuxの場合は、以下のようにします。
# コンテナのディレクトリを作成する
$ mkdir -p ~/Container/{arch-base,arch-base-devel,arch-desktop}
# コンテナにツールをインストールする
$ sudo pacstrap -i -c -d ~/Container/arch-base base
# コンテナの起動
$ sudo systemd-nspawn -bD ~/Container/arch-base
# 起動時に自動でコンテナを起動する
$ sudo mv ~/Container/arch-base /var/lib/container/arch-base
$ sudo systemctl start systemd-nspawn@arch-base
$ sudo systemctl enable systemd-nspawn@arch-base
特別なツールをインストールする必要がないのでいいですね。そして、シンプルなので非常にわかりやすいです。
インストールするパッケージ上の関係で、ちょっとだけ、Arch Linuxについて解説します。
Arch Linuxは、Shellを多用しないなら、base
のみで使えるようになります。つまり、インストールする際、pacstrap /mnt base
となるわけです。しかし、これでは設定自体やりにくいし、不便なので、殆どの人は、base-devel
をインストールすると思います。