Linuxデスクトップには、その多くにGTK2.0
, GTK3.0
が使われていることが多いです。私が使用しているAwesomeもGTK2.0を使っています。
そして、多くの包括的ツールにおいて言えることですが、テーマを設定できることが少なくありません。具体的には、ファイルマネージャーやデスクトップ、ログインマネージャーなどですね。
今回の例で言うと、例えば、GTK2.0にEmacsのキーバインドを設定することができます。
ユーザーに設定するには~/.gtkrc-2.0
を編集します。
bash
include "/usr/share/themes/Emacs/gtk-2.0-key/gtkrc"
binding "gtk-emacs-text-entry"
{
bind "<alt>BackSpace" { "delete-from-cursor" (word-ends, -1) }
}
Emacsのキーバインド設定は、/usr/share/themes/Emacs
に置いてあるので、そちらを読みこめばよいです。あと、自分で書きたい場合は、include以下のような感じで書いていきます。
そういえば、ChromiumでC-wのキーバインドで単語削除、タブ閉じるを行うのもこの設定でできます。もちろん、ウィンドウマネージャーによって設定ファイルの書き方は異なってくるため、上記設定はあくまでGTK2.0のみ有効なわけですが。あと、GTK3.0も同じような感じですが、多少書き方は異なるかもです。