MilkcocoaのJavaScript SDKにHistory機能が追加されました。
JavaScript SDKの導入について
ブラウザの場合は以下をHTMLファイルに貼り付けてください。
<script src="http://cdn.mlkcca.com/v0.6.0/milkcocoa.js"></script>
npmのmilkcocoaモジュールではv0.3.x以降で使用可能です。
npm install milkcocoa
使い方
対象のデータストアはmessageデータストアだとします。
個数を指定して取得する場合
limitを使います。
var history = milkcocoa.dataStore('message').history();
history.sort('desc');
history.size(10);
history.limit(2000);
// 上記のように書くと'data'イベントが200回発行されます。
history.on('data', function(data) {
// 200回呼ばれる
console.log(data);
});
history.run();
期間を指定して取得する場合
spanを使い、タイムスタンプを二つ指定します。二つのタイムスタンプの範囲内のデータが取得できます。タイムスタンプはデータのpush時に自動で付与されます。
var history = milkcocoa.dataStore('message').history();
history.sort('desc');
history.size(10);
// 2015/10/30-2015/11/3のpush()で保存したデータを取得
history.span(new Date(2015,9,30).getTime(), new Date(2015,10,3).getTime());
history.on('data', function(data) {
console.log(data);
});
history.run();
まとめ
History APIは過去データを取得したい場合に便利です。データの集計、解析やチャットの過去ログなどにご利用いただけると思います。