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Mac初心者がEl Capitanにnginx + php 環境を構築してハマったメモ その1

Last updated at Posted at 2015-10-13

開発環境をMacに移行するにあたり、web開発環境構築に少々つまづいたのでメモを置いておきます。ほとんどの情報はちょっと検索すればあちこちにありますが、自分のハマりどころとはちょっと違ったので。

事前準備

作業はほぼターミナルで行います。Launchpad>その他>ターミナル を起動しておいてください。

不可視ファイルの可視化

システムに関わるファイルはだいたい不可視状態になっています(Windowsもそうですよね)。これを可視化しましょう。
ターミナルから下記のコマンドを実行して下さい。

defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -boolean true
killAll Finder

Finderの起動

アプリケーションをインストールした後は設定ファイルのコピーやエイリアスの作成を行いますが、コマンドだけ見ても初心者はピンと来ないと思います。
Finderを起動しておいて、該当するフォルダを開いておくと、ファイルが増えたことを視覚的に理解できると思います。

/usr/local/etc/ のような場所は普通に操作してもたどれませんので、[command]+[shift]+[G]でパス入力すると移動できます。

スクリーンショット 2015-10-13 17.51.16.png

上の画像でファイル名が薄いグレーになっているものは不可視ファイルです。

Xcodeのインストール

XcodeとはOSXやiOSアプリなどの開発環境です。
これに収録されているコマンドラインツールが必要になるので、App Storeからインストールしてください。

インストールしたら一度でいいので起動させてください。
起動だけ確認したら終了させてOKです。

Homebrewのインストール

Homebrewというのはアプリケーションの管理ツールです。
GUIアプリは標準でApp Storeがありますが、これのCLI(コマンドライン)版だと思っててください。アプリのインストール、アンインストール、アップデートなどを行えます。

インストール

ターミナルから下記のコマンドを実行すると勝手にインストールしてくれます。

bash
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

ただし、El Capitanからは/usr/local/というフォルダの有無によって手順が変わります。詳しくは参考サイトをご覧下さい(丸投げ)。

パスの追加

Homebrewによってインストールされる実行ファイルは基本的に/usr/local/bin/usr/local/sbinにインストールされます。
そのままではインストールしてもファイルが見付からず実行できないので、パスを追加します。

テキストエディタ(標準の「テキストエディット」など)で/etc/pathsを編集してください。内容は環境によって違う可能性があるので、追加部分だけ注目してください。

/etc/paths
/usr/local/bin ←追加
/usr/local/sbin ←追加
/usr/bin
/bin
/sbin

Homebrewの動作確認

ちゃんとインストールできたか確認しましょう。brew doctorと入力してください。
下記のように表示されれば準備OKです。

$ brew doctor
Your system is ready to brew.

Homebrewは色々便利なコマンドがあります。検索すればたくさん情報が出てきますので調べてみて下さい(筆者自身よくわかってない)。

つづきはその2で

事前準備とHomebrewだけで長くなったので、「その2」に続きます。

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