Kibanaの導入方法
実行環境
- OS:Ubuntu 16.04 LTS
事前準備
- Elasticsearchが構築済みであること
手順
- Kibanaのダウンロード
- Kibanaのインストール
- 設定ファイルの準備
- Kibanaの起動
- Kibanaの利用
- Kibanaの停止
1. kibanaのダウンロード
下記のサイトよりkibanaをダウンロードします
ダウンロードサイト:https://www.elastic.co/jp/downloads/kibana
本手順ではcURLを使ってダウンロードを行っています
ダウンロードコマンド例:curl -k -L -O "https://artifacts.elastic.co/downloads/kibana/kibana-5.1.1-amd64.deb"
2. kibanaのインストール
ダウンロードしたKibanaをインストールします
インストールコマンド例:sudo dpkg -i kibana-5.1.1-amd64.deb
3. 設定ファイルの準備
インストールしたKibanaを起動する際のIPアドレスやポート番号の指定などを行います
設定ファイルの形式はyaml
形式で「kibana.yml」というファイルを作成しそれを展開されたKibanaのディレクトリのトップに配置します
本環境では下記のように設定ファイルを配置することになります
設定ファイル:/etc/kibana/kibana.yml
今回はKibanaを起動するIPアドレスとポート番号の設定を行います
Kibana.yml
server.port: 5601 # Default: 5601
server.host: "192.168.1.1" # Default: "localhost"
※ その他の設定については公式ドキュメントを参照ください
4. Kibanaの起動
設定ファイルの準備が終わったら、Kibanaを下記コマンドより実行します
起動コマンド:sudo service kibana start
また、Kibanaが起動しているかどうかは下記のコマンドで確認できます
確認コマンド:sudo service kibana status
正常に起動している場合、「active」や「running」といった応答が返ります
5. Kibanaの利用
起動が確認できたら実際にWebブラウザ等でKibanaを利用することができます
本環境の設定ではWebブラウザにて192.168.1.1:5601
でKibanaを利用することができます
6. Kibanaの停止
下記コマンドでKibanaの停止を行います
停止コマンド:sudo service kibana stop