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Laravel firstOrCreate と firstOrNewの違いと、create、newしたか判定する方法

Last updated at Posted at 2016-07-29

Laravelの、firstOrCreateとfirstOrNewの違いを調べました。
でも、まさしく、名前のままでした。

念のため、詳細は、
https://laravel.com/docs/5.1/eloquent

firstOrCreateは、実行時にレコードを作成

その名の通り、firstか、create。
実行時に、指定したパラメータを持ったレコードが無ければ、createします。
(外部キー制約がある場合、外部キーも渡さないとcreate時にexceptionになります)

firstOrCreate
// Eloquentを継承したAreaクラスがあったとする
$area = Area::firstOrCreate(['name' => '北海道']);

// wasRecentlyCreated を用いることで、今回のリクエストで作成されたことを判定できる
if ($area->wasRecentlyCreated) {

    // 既にcreateされているので、idなどのattributeにもアクセスできる

}

firstOrNewは、インスタンスを作成するだけ

newするだけなので、まだレコードとして記録されていません。
いい感じに処理したあとは、save()しましょう。DBにレコードが記録されます。
(レコードに外部キー制約がある場合、saveするより前に外部キーをつけてあげればOK。便利です。)

firstOrNew
// Eloquentを継承したAreaクラスがあったとする
$area = Area::firstOrNew(['name' => '北海道']);

if (!$area->exists) {
    // レコードが存在しないときは、existsがfalseになる
    // まだcreateされていないため、idなどのattributeにはアクセス出来ない
    ...
    ...
    // saveすることでcreateできる
    $area->save();
}

if ($area->wasRecentlyCreated) {
    // saveによって、新しくレコードが作られたことを判定できる
    ...
}

createされたかどうかの判定の仕方

wasRecentlyCreatedで判定することができます!

newされたものかどうかの判定の仕方

exists というプロパティが使えそうです(Laravel5.1のModel実装)。
これは、レコードが存在するかどうかを示すbool値です。このことから、firstOrNewの直後に、そのインスタンスがfirstで取れたものか、newされたものかをチェックする必要があるときには、使いやすいプロパティかなと感じます。

Laravel 5.1 未満の create, new判定

Lravel 5.1未満では、wasRecentlyCreatedは使用できませんでした。
そのため、私は以下のような方法で実装していました。

firstOrNew(Laravel5.1未満)
// Eloquentを継承したAreaクラスがあったとする
$area = Area::firstOrNew(['name' => '北海道']);

if (!$area->id) {

    // saveすることでcreateできる
    $area->save();
}

firstOrNewを使用して、取得したインスタンスにidが付与されているかどうかを確認することで、新規追加のデータかどうかを調べられます。しかし、Laravel 4.2でもexistsのプロパティがありました。こちらのほうが意図が伝わりやすい書き方になりそうです。
firstOrCreateの方では、おそらくレコードの新規追加をチェックできなさそうです。Createしてしまうと、idも付与されてしまいますので。idでできないとするならば、空のカラムあるなどのチェックとかなら、できそうですね。

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