これは2017年8月30日に開催したPHPerイベントYYPHP#4のイベントレポートです。
YYPHPは一言で「PHPerの部室」です。PHPについて、雑に、ゆるく、ワイワイ話し合う集いです。毎回お題を決めずに雑談を出発点にいろいろなことを突発的にやります。集まった人でコードリーディングをすることもあれば、一緒に開発ツールを触ってみたり、フレームワークについての情報交換をすることもあります。開催は毎週水曜19:00に高田馬場にて。
今回は4名の方が参加してくれました!参加くださった皆さんありがとうございます。是非次回もお越し下さい〜!
それでは、YYPHPで話題になったことをおさらいしたいと思います。
ちょっと個性的なゴシック体フォント「やさしさゴシック」
今回から雑談している間、プロジェクターにYYPHPのスライドを自動再生するようにしたのですが、そこでこんな質問が。
「そのスライドで使っているフォント何?」
いきなりPHPと関係ない話題(笑)。いいんです。それがYYPHPならではの緩さ!
このスライドで使っているゴシック体はやさしさゴシックというフリーフォントです。YYPHPではこれをテーマフォントとしてスライドに使っています。
やさしさゴシック以外にも、
などのフォントも手札に持ってます。普通のゴシック体のようにありふれてないけど、手書き風フォントほど遊んでないフォント。こういうタイプのフォントを持っているとスライドを作る時にオリジナリティが出せていいですね。
シェルスクリプトの標準出力をステータスバーに出せるMacアプリ「BitBar」
「suinさんのステータスバーに出てるのって何ですか?」と、プロジェクターで投影された僕のスクリーンを見ての質問が。またもやPHP関係ない!w でもいいんです、それがYYPHPw
僕はTogglというタイムトラッキングツールを使って、日々の作業時間を記録しています。Toggl自体とても良いツールです。ただ、タイマーの押し忘れが多々あるんですよね。そこで、今の作業がステータスバーに出ていたらタイマー忘れを防げるのでは…と考え、それを達成するために活用しているツールがBitBarです。
BitBarはシェルスクリプトの標準出力をステータスバーに表示してくれるMacアプリです。無料です。シェルスクリプトであればなんでも良いのでBashで書いても、PHPやRubyで書いても構いません。
「そのシェルスクリプト、公開してないんですか?」と突っ込まれたので、ここで公開しようと思います。Togglでトラッキング中のタスクをステータスバーに表示するBitBar用スクリプトです。どうぞご査収ください 一応、PHPで書いてあるので、これでPHP要素はなんとか達成できましたね…😂
#!/usr/local/bin/php
<?php
const API_TOKEN = "xxxxxxxxxxxxxxxx"; // ここにご自分のToggl APIトークンを書いて下さい。
function get($path) {
$ch = curl_init();
curl_setopt($ch, CURLOPT_URL, "https://www.toggl.com$path");
curl_setopt($ch, CURLOPT_RETURNTRANSFER, 1);
curl_setopt($ch, CURLOPT_CUSTOMREQUEST, "GET");
curl_setopt($ch, CURLOPT_USERPWD, API_TOKEN . ":" . "api_token");
$result = curl_exec($ch);
if (curl_errno($ch)) {
throw new RuntimeException('Error:' . curl_error($ch));
}
curl_close($ch);
return json_decode($result, true)['data'];
}
$entry = get("/api/v8/time_entries/current");
if ($entry) {
$description = isset($entry['description']) ? $entry['description'] : '(no description)';
$interval = (new DateTime($entry['start']))->diff(new DateTime());
$duration = str_replace('0h ', '', $interval->format('%hh %im'));
$projectName = '';
$options = '';
if (isset($entry['pid'])) {
$project = get('/api/v8/projects/' . $entry['pid']);
$projectName = $project['name'];
$options .= 'color='.$project['hex_color'];
}
echo $description . ' ' . ($projectName ? "• $projectName " : '') . $duration . ($options ? ' | ' . $options : ''), PHP_EOL;
} else {
echo 'Toggl not running | color=red', PHP_EOL;
}
Laravelを何で勉強しましたか?
おっ!ついにPHPらしい雑談が始まりました。
「Laravel、何で勉強しましたか?」
今回、Laravelを独学でやっている方が二人来ていたので、Laravelの勉強法がトピックになりました。ふたりとも、身近にLaravel仲間がいなかったようなので、お互いの情報源が気になったようです!
YYPHPは共通の興味をもつPHPerが繋がりあえるのが売りなイベントです。こういう話題待ってましたー!
さて、お二人のLaravel情報源をまとめると次のサイトで勉強してみたそうです。
ReaDouble - https://readouble.com/
- 英語の公式リファレンスを日本語に翻訳してくれているサイトとのことです。
Schoo
- 有料ですが、Laravelとしては日本語で受講できる数少ないウェビナーのひとつです。
- PHPフレームワーク(Laravel)を使った効率的なWebアプリケーション開発
Laracast
- こちらも有料で、Laravelのウェビナーが受講できます。英語です。
- Laracasts Search Results: Laravel
Udemy
- 日本語だと井上さんが軽くLaravelに触れている。
- 一つでも講座を受けると、割引メールが届いてだいたい1,200円で受講できるようになる。
英語の教材は思っているほど難しくない?
日本語の教材は英語に比べると少ないので、できるだけ多くを教材から学ぼうとすると、英語の教材に手をつけることになるのですが、おふたりともそこは積極的に英語の教材も活用しているそうです。
「英語だと難しくないですか?」と聞いたところ、
- スクリーン上で講師がやっているとおりにマネしていけば学べるから、英語でも問題ない。
- 英語はわからなくても講師の操作を見ていればなんとなく分かる。
- 同じ操作をしてもできないことが有るが、続けて何回もやっているとなんでダメか分かるようになる。
とのことで、思っているほど英語でも大丈夫だそうです。
今回のYYPHPへ寄せられた感想
YYPHPに参加しようと思った理由は何ですか?
- なんとなく
- 独学でプログラミングをやっているので、エンジニアさんと繋がりたかった
YYPHPに参加してみて良かったことがあれば教えてください。
- 新しいことを知ることができる!
- 少人数で、ざっくばらんに話せたので色々聞きたいことも聞けてよかった。セミナー後の交流会よりもラフに話せて楽しかった。
YYPHPに参加してみて「ここイケてない」「改善して欲しい」など問題だなと思ったものがあれば教えてください
- いいかんじ
- もう1時間あってもいいなと思いました。
他にご提案やご要望、ご感想があればお教えください
- またよろしくおねがいします。
- 事前に話したいテーマとかを募集するのもいいなぁと思いました。
YYPHPは毎週やってます
PHPについてワイワイ話したい方は、YYPHPのイベント情報をチェックしてみて下さい。
以上、YYPHP#4のレポートでした。次回もワイワイやっていきたいと思います! では、また来週!