まずは、2つの記事のスクリーンショットをご覧ください。
この2つには、ある違いがあります。さて、何でしょうか?
| スクリーンショット1 | スクリーンショット2 |
|---|---|
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違いに気づいたでしょうか? 記事のタイトルが「Scala」と「スカラ」で違うとか、URLが違うのはもちろんですが、<title> タグの内容が違っています。つまり、ブラウザのタイトルバーの内容が異なっているのです。
スクリーンショット1のほうは「Scalaについての記事 - Qiita」になっていますが、スクリーンショット2では「Scala - スカラについての記事 - Qiita」になっています。
違いを決めているのは何か?
このような違いが出るのはどうしてでしょうか? いくつかQiita上の記事を見て検証したところ、 タグと同じ文字列が記事に含まれていない場合、タグを自動的にタイトルに含める というルールがあるようです。
先のスクリーンショット2では、「Scala」タグがついていますが、記事タイトルには「Scala」が入っていません。そのため、タイトルに「Scala」が補完されています。一方、スクリーンショット1のほうは記事タイトルに「Scala」が入っているため、タグの補完はされていません。
複数タグがある場合はどうなのか?
「JavaScriptについての記事」という記事名で「HTML」と「JavaScript」のタグ2つをつけて実験してみました。2つの違いはタグの並びが「HTML、JavaScript」の順か、その逆かです。
| タグの順序: HTML, JavaScript | タグの順序: JavaScript, HTML |
|---|---|
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タグの順序が「HTML, JavaScript」の記事は、タイトルにHTMLが補完されました。この振る舞いから、 一番最初のタグが記事タイトルに含まれているか という基準でタイトルにタグ補完が起こるようです。
記事タイトル生成ルールまとめ
以上をまとめると記事タイトル生成ルールはこのようになります:
- 最初のタグが記事タイトルに含まれるか?
- YES → 記事タイトル + Qiita
- NO → 最初のタグ + 記事タイトル + Qiita
個人的な使い方かもしれませんが、Qiitaに投稿したスニペットなどを検索するときにGoogleで「qiita <言語> <探したい記事>」などで検索することがあります。普段からQiita記事タイトル生成ルールを踏まえて記事タイトルを考えておけば、後で検索するときにすぐに見つかっていいかもしれませんね。





