PyCharmの日本語化設定

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英語嫌いです。

少々のドキュメントなら頑張って読むのですが、PyCharm は設定項目が多すぎて非常に辛く感じていました。

日本語化の設定を探していたところ、Eclipse のアレである Pleiades の作者さんが、Pleiades を用いて非常にわかりやすく日本語化解説をなされていたので、それを PyCharm に落とし込んでみました。

別にわかるわって人は、Android Studio / IntelliJ IDEA の日本語化と設定を読むことをオススメします。

『PyCharm 日本語化』とググっても上の記事がヒットしなかったことから書いてみた記事なので、引用が非常に多いです。引用先の作者さんに怒られたらすぐに消します。

環境

  • macOS Sierra 10.12.3
  • PyCharm Communite Edition 2017.1
  • Pleiades 1.7.24

Pleiadesとは

Pleiades は IntelliJ や Eclipse 固有のプラグイン機構を利用したものではなく、Java クラスロード時のバイトコード操作による AOP (横断的関心事を解決するテクノロジー) で、画面に表示される文字列を実行時に書き換えて日本語化する汎用ツールです。ライセンスは EPL です。

以前の Pleiades のバージョンでは Eclipse 以外で日本語化される部分が少なかったり、動作しない部分がありましたが対応済みです。また処理の見直しにより高速化され、初回起動の後は日本語化によるオーバーヘッドはほとんどありません。ただし、もちろん負荷は 0 ではないため、対象の IDE 自体が重い、固まるなどの環境の場合、Pleiades はおすすめできません。

以前、Eclipse を日本語化した際用いていましたが、裏でこんなにすごいことやっていたんだと知って驚きました。色々なツールに応用できそうですね。

日本語化する手順

Pleiades の配置

http://mergedoc.osdn.jp/ から Pleiades プラグインの "最新版ダウンロード" (注意:All in One ではありません) をクリックしてダウンロードし、

zip ファイルを展開して plugins/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades を下記などの場所に配置します。X.X の部分はバージョンにより異なります。基本的には、どこに配置しても動作しますが、複数の異なる IDE やバージョンで同じ場所の 1 つの Pleiades を共用しないでください。また、すでに使用している Pleiades をコピーして使用する場合は、そのままでは正常動作しなかったり、起動できなくなる場合があるため、jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/cache ディレクトリを必ず削除してください。

Windows : (ユーザホーム)/.AndroidStudioX.X/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades
macOS : (ユーザホーム)/Library/Preferences/AndroidStudioX.X/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades

インストールしたディレクトリ内に配置すると、Android Studio をアップデートしたときに、削除される場合があるため、上記のようにインストールディレクトリ以外に配置します。

PyCharm だと、

/Users/hogehoge/Library/Preferences/PyCharmCEC2017.1/

に配置しました。

起動オプションの編集

起動オプションが設定されている vmoptions ファイルを編集します。bin にあるデフォルトの vmoptions はアプリ本体をアップデートすると上書きされる場合があるため、編集は推奨されていません。代わりに、最初にメニューから Help > Edit Custom VM Options... で下記のカスタマイズ用の vmoptions を作成しておきます。このカスタマイズ用のファイルがデフォルトより優先されます。ただし、Android Studio の場合、作成したときに中身が空の場合があるので、Android Studio をインストールしたディレクトリ内の bin にある vmoptions ファイルから内容を手動でコピーしてください。

Windows : (ユーザホーム)/.AndroidStudioX.X/studio64.exe.vmoptions
macOS : (ユーザホーム)/Library/Preferences/AndroidStudioX.X/studio.vmoptions

この vmoptions ファイルの末尾に、以下のオプションを追加します。pleiades.jar へのパスは相対パスや ~ を使用せずに完全なフルパスを指定してください。相対パスでも指定可能ですが、IDEA 系の IDE は OS や環境によりカレントディレクトリの解釈が異なるため、避けたほうが無難です。また、Pleiades はキャッシュなどでメモリを最大 20〜30 MB 程度消費するため、メモリに余裕がある場合は -Xmx の値を増やしておきましょう。

*.vmoptions
-Xverify:none
-javaagent:(Pleiades を配置した場所のフルパス)/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

Mac の場合
(app ディレクトリ)/Contents/Info.plist の 6 行目あたりの English を Japanese に変更してください。これはメニューにあるりんごアイコンの右側のメニュー内を日本語にするための指定です。(ただし、このファイルは Android Studio 本体をアップデートすると元に戻ってしまいます)

PyCharm を起動して、適当なプロジェクトを開き、ウィンドウ上部のメニューから、[Help] > [Edit Custom VM Options...] を選択。

表示された、idea.vmoptions に以下の文をコピペ。

idea.vmoptions
# custom PyCharm Community Edition VM options
-Xms256m
-Xmx1024m
XX:MaxPermSize=512m
-XX:ReservedCodeCacheSize=512m
-XX:+UseCompressedOops

-Xverify:none
-javaagent:/Users/hogehoge/Library/Preferences/PyCharmCE2017.1/jp.sourceforge.mergedoc.pleiades/pleiades.jar

  • hogehoeg の部分は、自身のユーザー名を入れる。
  • 割り当てメモリを適当に増やしておいた

アプリケーションフォルダを開き、PyCharm CE のアイコンを右クリックして[パッケージの内容を表示]を選択。

Contents/Info.plist の6行目を Japanese に。

PyCharm を再起動して、日本語化されているかを確認する。

最後に

Pleiades マジパない。