DaveWoodCom/XCGLogger

Objective-c / Swift でログを出力するライブラリ。
開発の DEBUG 時にのみログを出力したい、 PRODUCTION ではログを出したくない時の設定。

インストール方法とかは CocoaPods とか Carthage で入れる。

実装

1. DEBUG の設定

Swift での #ifdef DEBUG のやり方を参考に DEBUG の設定をする。

2. AppDelegate に設定追加

AppDelegate.swift に以下を記入する。

import XCGLogger

let log: XCGLogger? = {
    #if DEBUG
        let log = XCGLogger.defaultInstance()
        log.xcodeColorsEnabled = true
        log.xcodeColors = [
            .Verbose: .lightGrey,
            .Debug: .darkGrey,
            .Info: .darkGreen,
            .Warning: .orange,
            .Error: XCGLogger.XcodeColor(fg: UIColor.redColor(), bg: UIColor.whiteColor()),
            .Severe: XCGLogger.XcodeColor(fg: (255, 255, 255), bg: (255, 0, 0))
        ]
        log.setup(.Verbose, showThreadName: true, showLogLevel: true, showFileNames: true, showLineNumbers: true, writeToFile: nil, fileLogLevel: .Debug)
        return log
    #else
        return nil
    #endif
}()


@UIApplicationMain
class AppDelegate: UIResponder, UIApplicationDelegate {
  .....

色とかは自分の好きなように変えれる。
DEBUG では log の設定を行い、 DEBUG でない時は return nil している。

3. `log?.xxxx()` で出力

log は global になっているので、どこからでも呼べる。
optional のため ? をつける。
PRODUCTION では nil のため実行されずログが出力されない。

log?.verbose("verbose")
log?.debug("debug")
log?.info("info")
log?.warning("warning")
log?.error("error")
log?.severe("severe")
print("print")

4. XCode Plugin を入れる

Alcatraz 使って XCode Plugin を入れる。
Alcatraz 入れてない人は Alcatraz 初期設定と、とりあえず入れとくと良いプラグインの紹介を見て入れる。

robbiehanson/XcodeColors
- 設定した色でログを出力するために必要
krzysztofzablocki/KZLinkedConsole
- ログに出力される ファイル名:行数 をクリックすると、該当部分にジャンプできる。

5. 結果

こんな感じでログが出てめでたい

XCGLogger で DEBUG の時だけ log を出す