まずはインストールと動作確認
Go言語はコンパイル言語である。プラットフォームとして FreeBSD, Lunux, Mac OS X, Windows などがある。コンパイラの実装としてはネイティブの gc コンパイラと gcc 版 go コンパイラ(gccgo)が存在する(当然ネイティブのほうが安定している、らしい)。 Windows 用には MinGW 版の gccgo がある(ただし MSYS 等の周辺ツールは必要ない)。
現時点(2015-04-09)での最新版は 1.4.2。 Windows 版ではダウンロードページにパッケージが用意されているのでダウンロードしてインストールすればよい。
Windows 版の場合、ルート直下の C:\Go
フォルダとかとんでもないところにインストールしようとする。これが嫌なら、インストール時に任意のフォルダを指定すること。
インストールしたら環境変数 GOROOT
にインストールフォルダ(例:C:\Go
)をセットする。また環境変数 PATH
に実行モジュールのあるフォルダ(例:C:\Go\bin
)を追記しておく。(ただし、 *.msi
のインストールパッケージでインストールする際はインストーラが環境変数を正しくセットしてくれる)
セットアップできたら動作確認する。
C:>go version
go version go1.4.2 windows/amd64
まずは、みんな大好き Hello World。
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Printf("hello, world\n")
}
このソースコード hello.go を compile and run。
C:>go run hello.go
hello, world
おおっ、動いた動いた。じゃあ、これを build して、実行モジュールを起動してみる。
C:>go build hello.go
C:>hello.exe
hello, world
よし。ちゃんと動くようだな。では、次回へ続く。
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