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Google CardBoardの「Getting Started with Unity for iOS」をやってみた

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Google CardBoardの「Getting Started with Unity for iOS」をやってみた

自分 子供が喜びそうだったので、CardBoardを手に入れました。
http://powiscustom.com/products/powis-virtual-reality-kit

せっかくなので、iPhone向けのアプリってどうやって作るんだろうと思い、Googleさんが用意してくれているサンプルを試してみました。
https://developers.google.com/cardboard/unity/get-started-ios

環境は以下のとおりです

  • Mac 10.10.4
  • Unity 5.1.2
  • Xcode 6.4

Unityの用意

ダウンロードはこちらから。
http://unity3d.com/get-unity/download

サンプルのダウンロード

「Download Cardboard SDK for Unity」を以下のサイトからダウンロードします。
https://developers.google.com/cardboard/unity/download

UnityのProject作成

Unityを起動して、新規のプロジェクトを作成します。
スクリーンショット 2015-08-01 10.57.50.png

CardBoard SDKをインポート

メニューの Assets > Import package > Custom Package と選び、先ほどダウンロードして解答したフォルダに有る「CardboardSDKForUnity.unitypackage」を選んで開きます。

CardBoard Demoをインポート

メニューの Assets > Import package > Custom Package と選び、先ほどダウンロードして解答したフォルダに有る「CardboardDemoForUnity.unitypackage」を選んで開きます。

DemoのSceneを表示してみる

プロジェクトのペインで、Assets > Demo Sceneを選び、右側に表示されたDemoSceneと書かれたUnityのアイコンをダブルクリックします。
スクリーンショット 2015-08-01 11.09.37.png

この状態で画面上部の再生ボタンをクリックすると、デモが再生されます。
スクリーンショット 2015-08-01 10.37.02.png

Unity Projectのビルド

Unity上で動くことが確認できたので、iOS向けにビルドできるように設定をします。

メニューからFile > Build Settingsと選ぶと設定画面が表示されるので、iOSを選びSwitch Platformボタンをクリックします。

次にPlayer Settings..をクリックしてインスペクタに表示します。
Player SettingsペインでResolution and Presentationをクリックすると設定が表示されるので、Default OrientationLandscape Leftに変更します。
スクリーンショット 2015-08-01 10.38.43.png

続けて、Other Settingsをクリックして設定を表示させ、Bundle Identifierに自分の値を入力します。
私の場合は、com.sparkgene.firstCardBoardと入れました。
スクリーンショット 2015-08-01 10.39.22.png

準備ができたので、Build Settings画面のRun Xcode asdebugに変えて、buildボタンをクリックします。
保存先を聞いてくるので、適当な値を指定すると、出力されます。

Xcodeで動かす

先ほど指定したディレクトリにUnity-iPhone.xcodeprojというファイルが作られるので開きます。

プロジェクトを選択し、Build phases > Link Binary with Libraryを開きます。
+ボタンでライブラリの追加画面を開き、検索窓にCoreTextと入力すると、CoreText.frameworkが表示されるので、選択してAddボタンをクリックします。

次にXcodeのメニューからFile > Add Files to Unity-iPhoneと開きます。
<unityプロジェクトの保存先>/Assets/Plugins/iOSの中にあるLocalizable.stringsを選びAddをクリックします。

実行する

以上で準備が整ったので、メニューのProduct > Runで実行します。
アプリが起動すると、CardBoardを利用したアプリでよく表示される、SetUp画面が表示されます。IMG_5557.PNG

カメラへのアクセス権を聞いてくるので許可しましょう。
IMG_5558.PNG
CardBaordのQRコードを読み取らせると設定が終わり、デモが表示されます。(設定はスキップさせることが出来ます)

おお、表示されました!
IMG_5560.PNG

キューブを中心に合わせると、色が赤く表示されます。
このイベントを利用して、何らかのアクションをさせたり、CardBoardのボタンを押すして何らかのアクションをさせたりと、作りこんでいけば良さそうですね。

まとめ

UnityからXcode用のソースが出力されるので、実際に何か作るとしたら、Unity側のコーディングがメインになるのかな?
(やったこと無いのでよくわからないけど)
けど、実機で動くまでのデモがこんな感じで簡単にできるとなると、子供受けする簡単なアプリぐらいは作ってみたくなりますね。

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