Philips HueとはLedの電球で、Wi-Fiに接続できスマフォや専用のスイッチから操作できるものです。
Amazon Echoが登場した頃から、同じネットワーク上に存在するHueを検出して操作するということができました。しかし、AVSを利用して作られた自作のAlexaからは利用することはできませんでした。
Amazon Echoで照明を操作する
しかし、去年Home Skill APIが公開されHueが対応したことにより、Amazon Echo以外のAlexa搭載デバイスからも繋ぐことが可能になりました。
Smart Home Skillsを使ってみる
自作Echoからも使えるということで、高いと思いつつもPhilips Hue LED Starter Kitを購入したので、実際に使ってみました。(Alexaと連携できるHueはv2のものです)
Hueのセットアップ
Hue日本に対応しているので、日本語の取扱説明書やサイトがあるので、それを見ながら設定しました。
やることとしては
- Hueの電球を付ける
- ブリッジと呼ばれるコントローラをLanに繋ぐ
- iPhoneアプリをダウンロードして手順位沿ってセットアップ
と非常にかんたんです。
AlexaとHueの連携
Alexaから使うにはHueのSkillを有効にする必要があります。
Enable
をクリックすると、HueのアカウントとAlexaのアカウントをリンクさせるために、Hueのログイン画面が表示されます。
メッセージの画面を閉じてAlexa Appに戻ると、デバイスを検索するかの確認画面が表示されるので、 Discover Devices
をクリックして検索させます。
20秒ぐらいで検索が終わります。
電球2個なので、登録されるデバイスは2つかと思いきや、大量に追加されました。
ここに大量に追加されたのは、デバイスではなくSceneと呼ばれるもので、デバイス単体を操作するのではなく、とあるシーンが定義されているものです。
例えば、就寝(Good Night)のシーンだとしたら照明を落としてカーテンを閉めてみたいな事を定義しておくと、Alexa, turn on Good Night in the Bedroom
と話しかけることによって、実行することができます。
今回追加されたシーン くつろぐ in リビング
はHueの電球が優しい色に変わるはずですが、シーン名が日本語となっているためAlexaが認識しません。
そこで、Hueのアプリですべてのシーンを英語にリネームして、再度デバイスのディスカバリーを行います。
これで、 Alexa, turn on relax in the living
話しかければ、relaxシーンに合った照明になります。