ディレクトリ構成
apt-get等のパッケージ管理ソフトで入れた場合にはjenkinsのホームディレクトリは/var/lib/jenkins
になります。そのパスはjenkinsの実行時に使用出来、$JENKINS_HOME
の変数名で閲覧できる。
ジョブの設定ファイルは$JENKINS_HOME/jobs/*/config.xml
に記述される。このファイルを別サーバーのjenkinsに設置するだけで移行する事ができる(らしい)
ジョブでgitなどのバージョン管理ツールからソースをcloneすると$JENKINS_HOME/workspace/*
に展開される。jenkinsで設定したビルド手順はworkspace下でcloneされたディレクトリ内で実行されている。
jenkinsユーザーになる。
最初のビルドの設定時、失敗する事が多々あると思われる。
問題把握の為にはjenkinsユーザーになり、実際にビルド手順を手打ちした方が手っ取り早い。
sudo vi /etc/passwd
jenkins:x:106:65534::/var/lib/jenkins:/bin/false
/bin/false
を/bin/bash
に変更する
sudo su jenkins
cd
cd workspace/{ジョブ名}
でビルド手順を実行してみる。
作業終了後には/bin/false
に戻す事を忘れずに!
プラグンの導入
jenkinsはデフォルトではgitに対応していないのでGit Plugin
の導入をする必要がある。
Git Plugin
では導入をしたあと、jenkinsの管理
➡システムの設定
でgitのユーザー名、メールアドレスの設定が必要。
rubyプロジェクトのビルド、rubyスクリプトの定期実行でのrubyのバージョン管理はrbenv plugin
が簡単便利。
ディスク容量
jenkinsを定期実行してしばらくすると失敗するようになります(というか、なりました)。原因はビルド後のログが貯まってディスク容量がいっぱいになっている事です。
対策としてはジョブ毎の設定で古いビルドの破棄
をしておく。
これをする事によってビルド後のログを破棄してくれるようになります。
ビルドの保存日数、ビルドの保存最大数が設定出来ます。
保存日数30
保存最大数100
程度に設定しておけば大抵は大丈夫かと思われます。