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[非公式] Windows10を使わずにWindows 10 IoT Core for Raspberry Pi2をインストール

Last updated at Posted at 2016-03-29

公式なやり方だとWindows 10端末上での作業が必須となっているため、
Windows 7でもイメージSDカードが作れるようにする手順を調査した。

公式手順ではないため、完全自己責任でお願いします。

システム要件

  • Windows 7 or later
  • Python 2.7 or later
  • isoファイルを解凍可能なツール (7zなど)
  • DD for Windows または Linux/Mac OSX (ddが使えればOK)

イメージ作成手順

ISOファイルダウンロード

MicrosoftのサイトからRaspberry Pi2用のWindows 10 IoT Coreをダウンロードする。

ISOファイルからmsiを抽出

7zなどを利用してISOファイル内にあるWindows_10_IoT_Core_RPi2.msiを抽出する。

msiファイルを解凍

以下のコマンドでmsiファイルを指定したディレクトリに解凍する。

数分かかるのでコーヒーでも淹れながら待つ。

SET MSI_FILE=\path\to\Windows_10_IoT_Core_RPi2.msi
SET EXTRACT_DIR=\path\to\extractdir
START /wait msiexec /a "%MSI_FILE%" targetdir="%EXTRACT_DIR%" /qn

ffu2img.pyでイメージファイル変換

解凍したディレクトリ内にあるflash.ffuファイルからイメージファイルを生成する。

Githubにあるffu2img.pyをローカルにダウンロードし、以下のコマンドを実行する。

こちらも数分かかるので先ほど淹れたコーヒーを飲みながら待つ。

python ffu2img.py "%EXTRACT_DIR%\Microsoft IoT\FFU\RaspberryPi2\flash.ffu"

処理が成功するとflash.ffuと同じディレクトリにflash.img(約7GB)が生成されている。

生成されたイメージをSDカードに焼く

DD for Windowsで生成されたflash.imgをSDカードに焼く。
Linuxのddコマンドで実施する場合は以下のコマンドを実行する。

dd bs=1m if=/path/to/flash.img of=/dev/sdx

/dev/sdxは環境に応じて読み替えて下さい。コマンド実行前にアンマウントするのを忘れずに。

これは非常に時間がかかる(MacBook Proで80分ほど)ので、寝て待つ。

コーヒーのんだから寝られない!!

以上で完成。作成したSDカードをラズパイに挿すとWindows 10 IoT Coreが起動します。

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