Jenkinsのジョブをまとめて削除する方法
Jenkinsのジョブをまとめて削除する方法は標準だと、Jenkins CLIやJenkins APIを叩く方法しかありません。
これらの方法はJenkins管理者以外にはハードルが高いため、誰でも容易に複数のジョブを削除することができるようになるJobDelete Builder Pluginを作成しました。
概要
JobDelete Builder Pluginを導入すると、Jenkinsのジョブのビルドステップにジョブの削除が追加されます。
実行例
ScreenshotはJenkins wikiの使い回しのため、すべて英語になっていますが実際は日本語に対応しています。
使い方、設定方法
単純なジョブの削除
featureA-で始まるジョブを作成します。
パラメータを利用したジョブの削除
実行時に与えた文字列で始まるジョブを作成します。
おまけ 背景詳細、具体的なユースケースなど
SubversionとJenkinsを利用している環境で、trunk-test1
, trunk-test2
, trunk-test3
のようなジョブを10個ほど作成しており、ブランチ作成時にはJobcopy Builder Pluginを利用して、featureA-test1
, featureA-test2
, featureA-test3
のようなジョブをコピーすることで、ブランチにおいてもCIを簡単に実現できるようにしています。
その後、featureAブランチの開発が終わりtrunkにマージされるとfeatureA-test群は不要になるのですが、1つ1つジョブを削除しなければならず手間だったためJobDelete Builder Pluginを作成しました。