ソースコードからインストールしたGitをアンインストール

こんなあなたに

yumなくソースコードからインストールしたGit
パッケージが足りてなくて動かないではないか！
よし、make uninstallだ！

# make uninstall
make: *** ターゲット `uninstall' を make するルールがありません.  中止.

# cat Makefile | grep uninstall
#

▂▅▇█▓▒░(’ω’)░▒▓█▇▅▂うわあああああああ

インストールされたものを、全部消す

今のところ問題はなさそうですが、自己責任でお願いします。

インストールされたものを確認

１. 指定したディレクトリを/としてインストールする

# mkdir /tmp/git-install-test
# make install DESTDIR=/tmp/git-install-test

２. インストールされたファイルのリストを出力

# find /tmp/git-install-test -type f -print > /tmp/git-install-filelist.txt

-type fでディレクトリは出力しないのが味噌

３. ファイルリストを修正

before

/tmp/git-install-test/usr/local/lib64/perl5/perllocal.pod
/tmp/git-install-test/usr/local/lib64/perl5/auto/Git/.packlist
/tmp/git-install-test/usr/local/libexec/git-core/git-sh-setup
...省略...

全行の/tmp/git-install-testを消去

:%s/\/tmp\/git-install-test//g

after

/usr/local/lib64/perl5/perllocal.pod
/usr/local/lib64/perl5/auto/Git/.packlist
/usr/local/libexec/git-core/git-sh-setup
...省略...

ファイルリストにしたがって全消し

# cat /tmp/git-install-filelist.txt | xargs rm -f

# git --version
-bash: /usr/local/bin/git: そのようなファイルやディレクトリはありません

必要なパッケージをよく確認してからインストールしましょうね(自戒)

参考