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GPSモジュールの測定周期を10Hzに変更できたが gpsdを起動すると1Hzに戻される

Last updated at Posted at 2017-03-20

引き続きGPSの測定周期を10Hz化しようとしています。
とりあえずシリアル通信で10Hz化することはできました。

以下のようなコマンドでGPSの10Hz化とシリアル通信速度の115200bps化ができます。USBでGPSモジュールを接続している場合はttyS0をttyUSB0等に置き換えます。
なお、PMTKコマンドについて詳しくはこちら等に書いてあります。チェックサムは計算してくれるサイトがあるので、そこで算出できます。

$ echo -e "\$PMTK220,100*2F\r\n" > /dev/ttyS0
$ echo -e "\$PMTK300,100,0,0,0,0*2C\r\n" > /dev/ttyS0
$ echo -e "\$PMTK251,115200*1F\r\n" > /dev/ttyS0

本体側の通信速度も115200bps化します。

$ stty -F /dev/ttyS0 115200

上記を/etc/rc.localに記載すると起動時に自動で10Hzで立ち上げることができます。

$ cat /dev/ttyS0

とすると、0.1秒周期で位置情報がだーっと流れるのを見ることができます。プログラムからは標準ストリームとして開けば良いでしょう。

ここまでは良いのですが、ntp同期なども考えてgpsdを起動したところ、周期が1Hzに戻ってしまいました。下記コマンドで5Hzに再設定できましたが、10Hzには設定できません。

$ gpsctl -c 0.2

現在drivers.cにおいて5Hz以上をはじく処理を見つけておりますが、良い感じに修正できるか検討中です。
また、できればgpsdの起動時に10Hzで起動したいところです。

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