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IDCフロンティアAdvent Calendar 2015

Day 21

ワークショップ「スマホで自由自在に操作できるIoTミニ四駆を作ろう!」に参加できなかったので、自分で作ってみた(前編)

Last updated at Posted at 2015-12-20

以下のワークショップに参加したかったのですが、気づいた時にはすでに募集終了していたので、自力で挑戦してみることにしました。
CerevoとDMM.make AKIBA、ワークショップ「スマホで自由自在に操作できるIoTミニ四駆を作ろう!」開催

ESP8266だけでなく、3Dプリンタでステアリングのパーツを作成した場合、いったいどの程度の品質のものが、いくらぐらいで作成可能か?が今回の一番の興味ポイントでした。

関連記事がいくつかあり、3Dデータは公開されている事、組み立て方の説明はないものの、公開されている写真でなんとか組み立てられそうだったので、まずは部品調達から開始する事にしました。
スマホで自由自在に操作できる「IoTミニ四駆」の仕組みを解説(技適済みWi-Fiモジュール「ESP8266」で始めるIoT入門)
DMM.make AKIBAで、ミニ四駆を無線LAN経由でスマホから操作するワークショップに参加中(息子が)

部品調達

下記を購入しました。結局、7000-8000円近くかかったので、ラジコンみたいなのが欲しい場合は、最初からラジコン買った方がいいです。。。

ミニ四駆本体

ワイルドミニ四駆シリーズ 1080円

ステアリングパーツ

3Dデータを元に、DMM.makeでナイロン素材を注文 3785円

  • 3Dプリンタデータを渡して出力してくれるサービスはいくつかありましたが、DMM.makeが一番安かったです。他は1万前後するところばかりでした。
  • あと、近くにfab cafeみたいに3Dプリンタを時間単位で使える場所があれば、そちらを使うのもありでしょうが、今回は楽することにしました。
  • 最初に3Dデータをupしてから見積もりを提示してくれます。注文依頼して、ものが届くまで5日程度でした。

サーボモータ

SG90 400円

モータドライバ

TA7267BP 2個 300円
今回は1個使用します。元々、ミニ四駆についていたモータ制御用です。

ブレッドボード

ミニブレッドボード 130円

乾電池と電池BOX

家にあったものを使用します。元々、ミニ四駆についていたモータの電源供給用です。

シャフト等

ステアリング部品の組み立ておよび、タイヤの取り付けに使用します。具体的な部品の型番は不明だったので、使えそうなものをいくつか試したところ、下記が使えました。

タミヤ 94385 [ミニ四駆AOパーツ AO-1007 2mmロングビス・ロックナットセット] 170円
タミヤ 94809 [ミニ四駆AOパーツ AO-1024 2×38ミリ 両ネジシャフト(4本)] 237円

マイコン

ESP8266

CDP-ESP8266 842円
ブレッドボードで使いやすいピッチ基盤付きを買うのがいいです。
が、今回、途中で動作しなくなったので、使うのを断念しました。

Arduino互換機

SainSmart UNO 2150円
当初、ESP8266を使用予定でしたが、途中でESP8266がうまく動作しなくなったので急遽、買い置きしていたSainSmart UNOを使用することにしました。

組み立て

  1. 普通にミニ四駆を組み立てます
    mini_yonku.png

  2. 組み立て後、シャーシの前部分をニッパーで切り取ります。
    kiritori.png

  3. DMM.makeから届いたステアリングパーツをロングビス等で組み立てて、2のシャーシに取り付けます。サーボもとりつけます。
    stearing.png

  4. Arduino互換機、モータドライバ、乾電池等と接続します。乾電池はモータ用です。
    IMG_5532-2.png

  5. Arduinoのスケッチを用意。
    当初、WifiモジュールのESP8266(CDP-ESP8266)を使って、無線で操作できるようにしたかったのですが、今まで使っていたESP8266が途中で反応しなくなり、急遽Arduinoで有線で操作することにしました。
    Arduino IDEのシリアルポートより、a,dで左右のステアリング操作、w,xで前後進、sで停止。

#include <Servo.h> 
 
Servo myservo; 
int pos = 70;  # 最初のposition調整

void setup() 
{ 
  myservo.attach(2); # 2PINにサーボを接続 
  
  Serial.begin(9600);
  Serial.println("start!");

  pinMode(12, OUTPUT); # モータドライバには12,13PINを接続
  pinMode(13, OUTPUT);
} 
 
void loop() 
{ 
   myservo.write(pos);
   Serial.println(pos);
   
    if(Serial.available()){
    char cmd = Serial.read();
    
    switch (cmd){  
      case 'a':
        pos = pos + 10;
        break; 
      case 'd':
        pos = pos - 10;
        break;
      case 'w':
        digitalWrite(12, HIGH);
        digitalWrite(13, LOW);
        break;
      case 'x':
        digitalWrite(12, LOW);
        digitalWrite(13, HIGH);
        break;
      case 's':
        digitalWrite(12, HIGH);
        digitalWrite(13, HIGH);
        break;
    }
  }
  delay(100);
} 

動作

  • とりあえず、ミニ四駆のシャーシに、Arduino互換機・ブレッドーボード・乾電池をのせて、動かしてみました。
  • 下記YouTube動画をクリックしてください。

ミニ四駆+Arduino

最後に

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