以下のワークショップに参加したかったのですが、気づいた時にはすでに募集終了していたので、自力で挑戦してみることにしました。
CerevoとDMM.make AKIBA、ワークショップ「スマホで自由自在に操作できるIoTミニ四駆を作ろう!」開催
ESP8266だけでなく、3Dプリンタでステアリングのパーツを作成した場合、いったいどの程度の品質のものが、いくらぐらいで作成可能か?が今回の一番の興味ポイントでした。
関連記事がいくつかあり、3Dデータは公開されている事、組み立て方の説明はないものの、公開されている写真でなんとか組み立てられそうだったので、まずは部品調達から開始する事にしました。
スマホで自由自在に操作できる「IoTミニ四駆」の仕組みを解説(技適済みWi-Fiモジュール「ESP8266」で始めるIoT入門)
DMM.make AKIBAで、ミニ四駆を無線LAN経由でスマホから操作するワークショップに参加中(息子が)
部品調達
下記を購入しました。結局、7000-8000円近くかかったので、ラジコンみたいなのが欲しい場合は、最初からラジコン買った方がいいです。。。
ミニ四駆本体
ワイルドミニ四駆シリーズ 1080円
ステアリングパーツ
3Dデータを元に、DMM.makeでナイロン素材を注文 3785円
- 3Dプリンタデータを渡して出力してくれるサービスはいくつかありましたが、DMM.makeが一番安かったです。他は1万前後するところばかりでした。
- あと、近くにfab cafeみたいに3Dプリンタを時間単位で使える場所があれば、そちらを使うのもありでしょうが、今回は楽することにしました。
- 最初に3Dデータをupしてから見積もりを提示してくれます。注文依頼して、ものが届くまで5日程度でした。
サーボモータ
SG90 400円
モータドライバ
TA7267BP 2個 300円
今回は1個使用します。元々、ミニ四駆についていたモータ制御用です。
ブレッドボード
ミニブレッドボード 130円
乾電池と電池BOX
家にあったものを使用します。元々、ミニ四駆についていたモータの電源供給用です。
シャフト等
ステアリング部品の組み立ておよび、タイヤの取り付けに使用します。具体的な部品の型番は不明だったので、使えそうなものをいくつか試したところ、下記が使えました。
タミヤ 94385 [ミニ四駆AOパーツ AO-1007 2mmロングビス・ロックナットセット] 170円
タミヤ 94809 [ミニ四駆AOパーツ AO-1024 2×38ミリ 両ネジシャフト(4本)] 237円
マイコン
ESP8266
CDP-ESP8266 842円
ブレッドボードで使いやすいピッチ基盤付きを買うのがいいです。
が、今回、途中で動作しなくなったので、使うのを断念しました。
Arduino互換機
SainSmart UNO 2150円
当初、ESP8266を使用予定でしたが、途中でESP8266がうまく動作しなくなったので急遽、買い置きしていたSainSmart UNOを使用することにしました。
組み立て
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DMM.makeから届いたステアリングパーツをロングビス等で組み立てて、2のシャーシに取り付けます。サーボもとりつけます。
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Arduinoのスケッチを用意。
当初、WifiモジュールのESP8266(CDP-ESP8266)を使って、無線で操作できるようにしたかったのですが、今まで使っていたESP8266が途中で反応しなくなり、急遽Arduinoで有線で操作することにしました。
Arduino IDEのシリアルポートより、a,dで左右のステアリング操作、w,xで前後進、sで停止。
#include <Servo.h>
Servo myservo;
int pos = 70; # 最初のposition調整
void setup()
{
myservo.attach(2); # 2PINにサーボを接続
Serial.begin(9600);
Serial.println("start!");
pinMode(12, OUTPUT); # モータドライバには12,13PINを接続
pinMode(13, OUTPUT);
}
void loop()
{
myservo.write(pos);
Serial.println(pos);
if(Serial.available()){
char cmd = Serial.read();
switch (cmd){
case 'a':
pos = pos + 10;
break;
case 'd':
pos = pos - 10;
break;
case 'w':
digitalWrite(12, HIGH);
digitalWrite(13, LOW);
break;
case 'x':
digitalWrite(12, LOW);
digitalWrite(13, HIGH);
break;
case 's':
digitalWrite(12, HIGH);
digitalWrite(13, HIGH);
break;
}
}
delay(100);
}
動作
- とりあえず、ミニ四駆のシャーシに、Arduino互換機・ブレッドーボード・乾電池をのせて、動かしてみました。
- 下記YouTube動画をクリックしてください。
最後に
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ここまでやって気づいたのですが、イベント参加された型で、結構詳しい組み立て方をブログで紹介されていました。。。
ミニ四駆もIoTになっちゃう時代! CPU内蔵Wi-Fiモジュール『ESP8266EX』を使ったイベントでつくってみました! -
今回、ESP8266とBlynkを使って、スマホよりかっこいいUIで無線操作したかったのですが、ESP8266不調のため断念しました。ぜひ、再挑戦して、後編として紹介したいと思います。