AngularJSとMeteorを組み合わせて使うことを検討いたので、比較のためそれぞれを使って簡単なアプリを作ってみた後の感想。
共通
- データバインディングは新感覚だった、楽しい
AngularJS
- 静的なHTMLをほぼそのままアプリに作り変える事ができる
- DB以外のすべてをクライアントサイドで解決する
- フィルタが手軽でかつ優秀
- バックエンドの事は別途考える必要あり
- Meteorより情報が多い
- AngularJSはプロトタイプや小中規模のアプリを作るのに向いていると思う
- 既存の静的なHTMLがあれば何も考えずに作り始めていける所は気持ちいい
- Meteorもかなり近いけど、Angularほどの感じはない
Meteor
- フレームワーク自体がMVCを意識してるわけではない
- BackboneJSなどを組み合わせると良いのかも
- DBをキャッシュするのでユーザはオンライン/オフラインを気にせずに済む
- フロントエンドからバックエンドまで(サーバも)
- 現時点でベータが取れない(2013-05-29)
- Meteorはフルスタックと言うこともあって守備範囲は広い
- 何からなにまでMeteorに乗っかれる安心(不安)はある
- Angularのテンプレートフィルタみたいなのは無いのでAngularが眩しく見える
まとめ
AngularJSとMeteor組み合わせる事自体にメリットはあまり感じられない。むしろ競合する機能が多くて書き方を統一する事がコストになりそう。AngularJSでできることはほとんどそれほど手間なくMeteorでもできそうなのでどちらか選ぶならMeteor。