swift、ステキな言語ですね。
Objective-Cはキモ可愛い言語でしたが、キモさの部分がとれて、ただただ可愛い言語になったと思います。
まるで、大学デビューをして大人びてしまった幼なじみを見ているみたいで、
嬉しいような、なんだか少しもの寂しいような気持ちでいっぱいです。
さて、せっかくのswift、インストールしたのにxcode上でしか実行できないの、もったいないと思いませんか?
そんなあなたに朗報です。swift、コマンドラインからも実行できるようです。
Xcode6-Betaをインストールした状態で、以下のコマンドを実行しましょう。
$ find /Applications/Xcode6-Beta.app -name swift | grep /bin/swift
もしも標準出力にほにゃらら/bin/swift
というファイルが書き出されたら、それがswiftです。
このファイルを実行してみると、インタプリタが立ち上がって、コマンドラインからswiftを実行できるようになります。
~/.bash_profile
等に以下を追記して、いつでも呼び出せるようにしておきましょう。
export PATH=(swiftがある"bin/"ディレクトリへのフルパス):$PATH
これで、swift
とタイプするだけでswiftのインタプリタを呼び出せるようにできます。
ちなみに、-i
オプションで、外部スクリプトも実行できます。
$ swift -i main.swift
これは便利!!
これでみなさんも幸せなswiftライフを。
追記
外部スクリプトを実行する際に、import Foundation
しているとこのままでは実行できず、以下のようなエラーが出てしまいます。
main.swift:1:8: error: cannot load underlying module for 'Foundation'
import Foundation
^
<unknown>:0: note: did you forget to set an SDK using -sdk or SDKROOT?
<unknown>:0: note: use "-sdk $(xcrun --show-sdk-path --sdk macosx)" to select the default OS X SDK installed with Xcode
エラーに従って、いかのように実行するれば無事に通ります。
$ swift -sdk $(xcrun --show-sdk-path --sdk macosx) -i main.swift