Vagrantでmodern.IEのWindows8.1を日本語で使う方法まとめ

Vagrantでmodern.IEのWindows8.1の仮想マシンを作成して日本語化して使う方法を簡単にまとめました。

内容

• Vagrantでmodern.IEのWindows8.1をインストール
• Windows8.1の日本語化
• Windowsへのリモートデスクトップ接続
• スナップショットの作成 & 復元

Vagrantインストール

1. VirtualBoxとVagrantをインストールします。(以下はホストがOSXの場合)

   brew cask install virtualbox
   brew cask install vagrant
   

   ※Snapshot機能を使う場合はVagrantのバージョンを1.8以上にします。

WindowsのVagrant Box追加

1. Windows 8.1とIE11のmodern.IEのVagrant Boxを追加します。

   vagrant box add win81 http://aka.ms/vagrant-win81-ie11
   

他のWindows boxたち(未検証):

• Microsoft 公式

  • Mac用
  • Windows用
  • Linux用:

• Windows8.1

  vagrant init fundpuls/windows-81
  

• Windows 10

  vagrant init modernIE/w10-edge
  

Windows起動

1. Vagrantfileを作成します。

   mkdir win81; cd win81
   vagrant init win81
   

2. 作成したVagrantfileを開いて以下を追記します。

   config.vm.provider "virtualbox" do |vb|
       vb.gui = true
   end
   
   config.vm.guest = :windows
   config.vm.communicator = "winrm"
   config.vm.network :forwarded_port, guest: 3389, host: 3389
   

3. 仮想マシンを起動します。

   vagrant up
   

Windowsの日本語化

1. Windowsキー > Apps > PC Settings > Time and language

   

2. Country or region

   • Japanを選択します。

3. Languages

   • 日本語を追加して、英語を削除します。
   • 日本語 > Options
     • Language options > Install Language Pack をクリックして完了するまで待機します。
     • Keyboards
       • Microsoft IMEを追加します。

   

4. サインアウトして、サインインすると表示言語が日本語になります。

   • 英語のままの場合は2の設定で日本語をメイン言語に変更します。

   

WindowsへのRemote Desktop接続

1. コントロールパネル > Windowsファイアウォール > Windowsファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可

   • リモートデスクトップの「パブリック」をチェック

   

2. RDPクライアントで接続

※ サーバサイドにVagrantを稼働させる場合などで、RDP接続に限定する場合はVagrantfileのvb.guiをコメントアウトします。

仮想マシンのスナップショット

Vagrant 1.8からスナップショット機能が追加されました。

1. スナップショット作成

   vagrant snapshot save win81-japanese
   

2. 作成したスナップショットに戻す

   vagrant snapshot restore win81-japanese