#1. はじめに
GitHubクローンを探していて見つけたのが GitBucket でした。
※ GitBucket は Naoki Takezoe さんが作成した和製の GitHub クローンです。
管理者にとってありがたい、
- インストールと起動が簡単なこと(配置したjavaのwarファイルを起動するだけ!)
- データ領域が一つのフォルダーにまとまっていること(デフォルトでサービスを起動したユーザの~/.gitbucket)
という特徴を持っており、 Dockerでデータの永続化をする際にも非常に相性が良いように思いす。
#2. DockerHub Registry の URL
https://registry.hub.docker.com/u/sken/gitbucket/
Dockerfile を読むと構成の単純さが良くわかります。
#3. docker run
たった2行でGitHubクローンをサービスできます。
$ sudo mkdir -p /opt/data/gitbucket
$ sudo docker run -d -p 8080:8080 -v /opt/data/gitbucket:/gitbucket sken/gitbucket
なお、データはホストOS上の /opt/data/gitbukcet に格納されます。
$ ls -al /opt/data/gitbucket
合計 64
drwxr-xr-x 3 root root 4096 2月 6 18:46 .
drwxr-xr-x 3 root root 4096 2月 6 18:43 ..
-rw-r--r-- 1 root root 45056 2月 6 18:47 data.mv.db
-rw-r--r-- 1 root root 3820 2月 6 18:46 data.trace.db
drwxr-xr-x 3 root root 4096 2月 6 18:46 tmp
-rw-r--r-- 1 root root 3 2月 6 18:46 version
#2015/10/22追記
##gitbucket のアップデート方法
データはホストOS上に格納されていますので、例えば、コンテナとイメージを削除した後に改めてコンテナを作成すればOK1です。
$ sudo docker stop gitbucketのコンテナID
$ sudo docker rm gitbucketのコンテナID
$ sudo docker rmi gitbucketのイメージID
$ sudo docker run -d -p 8080:8080 -v /opt/data/gitbucket:/gitbucket sken/gitbucket
-
docker1.3.2にて、上記手順でgitbucketを3.0から3.7にアップデートできることを確認済み。 ↩