主に新人システムエンジニア向けに、業務で必要になる知識やテクニックを解説していきます。
第1回のテーマはプロジェクト管理の基本である__「WBS」__です。
(評判がよければ第2回もやります。。。)
まとめ
WBSはタスク管理の基本。プロジェクトの関係者と協力して円滑に作業を進めるためのもの。
タスク管理ツールを使う前に、仕事のゴールを細分化してタスクに落とし込んでいく必要がある。
WBSの原則
1.すべてのアウトプットを洗い出し、最上位に定義する。
2.下位タスクに細分化するときは、上位タスクの達成に必要なすべてのタスクを洗い出す。
3.タスクは完了条件を明確にする。
4.1つのタスクは担当者が1人になるまで細分化する。
5.タスクは進捗がわかる程度まで細分化する。
6.作業進捗はパーセントではなくタスクの完了数で管理する。
7.WBSは関係者でレビューして認識のズレをなくす。
WBSは状況に応じて適宜修正する。
(最初から完璧なWBSを作ろうとしたり、最初の計画に固執しないこと)
登場人物
先輩。中堅SIerでシステムエンジニア歴10年目。 |
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新人の伊藤さん。本社のキラキラオフィスを見て就職を決めたが、配属先は事業部の古臭いビルだった。 新人研修で初めてプログラムを書いた。 |
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WBSって何
WBSの原則
タスクの完了条件を明確にする
進捗管理について
WBS完成?
参考文献
- 『なぜ、システム開発は必ずモメるのか?』 細川義洋/著 ISBN:9784534051158
WBSの書き方は、会社とか職場によって結構違うと思います。
上記はあくまで一例ということで。
「俺の思う最強のWBSはこうだぜ」の意見があればコメントまでお願いします。