#構築環境確認(Lチカ)
構築した開発環境の確認のため、PIC書込用の回路を作成します。
検証用にLEDも搭載します。
##部品
- PIC24FJ64GB002-I/SP
秋月電子:340円(2016/12現在)
AOAを作成するためにこのPICを使用してきます - ブレッドボード BB-801
秋月電子:200円(2016/12現在) - ブレッドボードジャンパワイヤ EIC-J-S
秋月電子:300円(2016/12現在) - カーボン抵抗 1/2W 10kΩ
秋月電子:100円(2016/12現在) - 抵抗内蔵5mm赤色LED OSR6LU5B64A-5V
秋月電子:120円(2016/12現在)
通常のLEDでも良いですが、ブレッドボードではピン数節約のために重宝します - PICKit3(互換製品)
Amazonマーケットプレイス:1889円(2016/12現在)
秋月電子さんで純正品が販売されていますが、高価なので安価な互換品を使用しました
##動作確認
- PICKit3をPCと接続します
- MPLAB X IDEを起動します
- 01で作成したプロジェクトが読み込まれていない場合は、プロジェクトを読み込みます
- プロジェクト名を右クリックしてコンテキストメニューを開き、Propertiesを実行します
- Project Propertiesダイアログが開かれますので、Hardwar ToolからPICKit3のシリアルを選択して、「Apply」をクリックします
- CategoriesのConf:[default]の下層の「Simulator」が「PICkit 3」に変わるので選択します
- Option categoriesから「Power」を選択し、「Power target circuit from PICkit3」にチェックをつけ、「OK」をクリックします
- PICKit3をブレッドボードに接続します
上記回路ではA6にPICKit3の1番ピンが来るように接続します。(下の写真を参考にしてください) - メニューバーの「Debug」-「Debug Main Project」を実行します
回路や環境に問題がなければ、LEDが点滅します。
- ソースコードの2か所のdeleyの値を変更することで、点滅のパターンを変更できます
##今後
これで、PICの開発環境の構築、検証は終了となります。
今回作成した回路はPICへのプログラム書込みのため、引き続き使用していきます。(LEDは必要ありません)
次回からは、赤外線リモコン受信機を作成していきます。
##参考にさせていただいたサイトについて
- 回路
PICkit3とPIC24FJ64GB002の配線 - fritzingによる28ピンICの書き方
Fritzingで一般的なICチップのピン数を変更する方法