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HoloLens開発環境構築健忘録

Last updated at Posted at 2017-06-27

基本的に Windows 10 が必要。Macの人はライセンスを買ってBootCampを利用してインストール。Unity + Visual Studio 2017 + HoloLens実機の構成ならば特に Pro は必要なく、もっというと Windows Severでも大丈夫(Microsoft Imagneは終了しました→ 学生、生徒ならばMicrosoft Imagineで無料で手に入る、Windows ServerをMacにインストールした人のメモはこちら)

ただし、HoloLens Emulatorを使った開発がしたいなら Windows 10 Pro/Windows Serverが必要。Hyper-Vを内部的に利用するため。HoloLens Emulatorがないと本格的に開発するには大変なので、HomeをAmazonなどで12000円ぐらいで買って、本格的にやる段階で1万円でアップグレードしてProにすると良さそう。

そもそも、長期間使わないのであれば、 Windows 10 Enterpriseの体験版90日もあります。
https://www.microsoft.com/ja-jp/evalcenter/evaluate-windows-10-enterprise

HoloLensの機能紹介。

以上のAdventカレンダーの1~3日目を読む。ゲイズ、エアタップジェスチャー、ブルームジェスチャー。色んな所にホロを置く動作などは学んだほうが良い。なお実機があるなら遊んでみよう。Learn Gestures アプリがオススメ。

以下 HoloLensの開発環境の構築。

HoloLensリセット

HoloLens は好き勝手リセットして再設定してよいが、設定には2時間程度を見たほうが良い。

  1. Settings > Update > Reset からリセット

以上を見ながらリセットをする。

ユーザーは自分のMicrosoftアカウントで登録させる。Microsoftアカウント持ってないなら作っておこう。キャリブレーションもここでやる。広い部屋が必要なので注意。小さい部屋だとホロの置き場がなくて利用するのが難しい。白い壁があるとベスト。

大体再インストール、設定が完了するのに1~2時間かかる。

HoloLensのペアリング (開発者モードのポータルの利用)

の4~5日目に相当。

  1. Settings > Update > For Developer からポータル起動チェック

から、開発者Potal(ローカルWebサービス機能)を利用できるようにする。そこでピンコード入力、ユーザー登録やパスワード設定がある。

なおこれであらゆる開発者操作がWebアプリ上からできる。便利。
HoloLensで見えるもののストリーミングが見れたり、部屋3D認識の様子も見れたりする。

メモを作った本人の開発者情報

Surface Pro 4 / Windows 10 Proで試した。

参考にした資料は↓

HoloLens Adventカレンダーは日本語だが古い。英語の資料を見ながらやったほうが良さげ。英語はChromeの右クリックからの自動翻訳使ったり、辞書引いたりして頑張ること。

開発環境のソフトウェアのセットアップ

Unity 5.6のインストール

に従う。Unityは5.6で入れる。するとVisual Studio 2017インストールされるがあとで変更が必要。

講師はUnityは教育ライセンスで申請すること( https://store.unity.com/ja/education )。なおN高関係者講師は、吉村が教育用ライセンスを持っているので声をかけてほしい。生徒は別にPersonal AccountでもOK。アカウントを作ること。

Visual Studio Installer での Visual Studio 2017 の再度設定

サイトによると

Select the Universal Windows Platform development workload
Select the Game Development with Unity workload
You may deselect the Unity Editor optional component since you'll
be installing a newer version of Unity from the instructions
below.

に従い、 Visual Studio Installer で

  • Universal Windows Platform development
  • Game Development with Unity

インストール変更、Unity Editor optional はオフにして更新する。

Remote Tools for Visual Studio 2017 が必要見つかりにくいので注意

の下の方の Tools for Visual Studio 2017 から Remote Tools for Visual Studio 2017 を選択ダウンロード。x64 となるはず。インストール後再起動が必要。するとVS2017の動作ターゲットにリモートコンピューターが出てくる。

に従いアプリをUnityで作成。

デバッグまで行くIPとユニバーサルで設定。
デプロイ中に要求されるPINコードは、HoloLensの

Settings > For Developper > Pair

で表示できるので注意。デプロイにOrigamiアプリでも5分ぐらいかかる。

を進める。これでHoloLens上でUnityアプリを起動できればとりあえず完了。

以下 HoloLens Emulatorのインストール。

VisualStudio 2017での HoloLens エミュレーターのインストールと実行

VisualStudio 2017にインストールする場合はレジストリいじる必要あり。

Win + R で regedit でレジストリいじる。
レジストリの安全ないじり方は

を参考に。なおほぼ、文字列値のキーを追加、値を編集することになる。

Add or locate this key: HKLM\SOFTWARE\ Microsoft\Analog
Add a REG_SZ value in that key with name: “OverrideHoloLensSDKPrerequisites”, and value: “TRUE”
If you are on an x64 version of Windows, also add or locate this > key: HKLM\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Analog
Add a REG_SZ value in that key with name: “OverrideHoloLensSDKPrerequisites”, and value: “TRUE”

HKLMは HKEY_LOCAL_MACHINE のこと、64 ビットマシンなら2つの文字列キーを足してから

をインストール。

REG_SZ は文字列キーの事。

インストールが完了する。

エミュレータがデプロイ先に出てくるので、
Release x86 HoloLens エミュレーターを選択して、デバッグせずに実行。
エミュレータ立ち上がる。

だいたい2分ぐらいでデプロイ完了。実機よりはマシ。

最近公開された100個の開発チュートリアル

基本的にこのチュートリアルを見てけば Unity で HoloLens のアプリを作れる。英語はがんばる。

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