Heroku Advent Calendar 2014 - 15日目
↑この辺りでも少し触れていますが、普段Herokuを使っていて便利だな、と思う機能などを紹介したいと思います。
無料環境
まずは何よりもこれですね。
Herokuは1dyno、DB総レコード数1万件までは無料で使えます。
(厳密にはdynoの無料枠も時間計算なので、Herokuを無料で使いたい場合は↓このあたりのHeroku常識には目を通しておいた方が良いです)
この無料枠があるおかげで、自分で使う用に作ったちょっとしたWebツールや、試しに作ってみたプロトタイプなどを気軽にWeb上に公開出来ます。
リリースバージョン管理
これはそれほど使用頻度は高くないですが、いざという時に便利です。
Herokuへのデプロイや環境変数の変更などを自動的に記録してくれ、好きなバージョンにロールバックさせる事が出来ます。
無いに越した事はないですが、リリースしたバージョンに不具合があり、一旦前のバージョンに戻したい時や、間違ってリリースしてしまったバージョンをロールバックしたい時などに重宝します。
アプリケーションフォーク
Herokuは作成済みのアプリケーションを複製して新しいアプリケーションを作る事が出来ます。
ステージング環境やデモ、プレビューなど、同じソースコードで複数の閲覧環境を用意したい場合などにとても便利です。
アドオンもコピーされるので、便利なのですが、有料アドオンを使用している場合などは有料のままコピーされるのでちょっと注意が必要です。
DB自動バックアップ
PG Backupsに複数プランがありますが、「Auto - One Month Retention」プランであれば、デイリーもウィークリーも自動でバックアップを保存してくれます。
(バックアップの保管数には制限があります)
パフォーマンス解析
New Relicは定番ですが、最近Libratoというアドオンも使ってみています。
↑こちらの記事にもありますが、New RelicよりもHeroku向けダッシュボードという感じです。
「Dyno Memory」「Dyno Load Average」など、よりHerokuに特化した項目もあるので、とりあえず入れてみて、どんな感じに各数値が表示されるのかなど試してみると良いと思います。(無料プランもあります)
こんな感じで至れり尽くせりな機能が沢山あり、開発者が本当にプロダクトに集中出来る環境を作ってくれていると思います。
無料で使える機能やアドオンが多いのも嬉しいですね。
最近ではGitHubやDropboxとのSyncも出来るようになったり、まだまだ進化していきそうな気がします。
新しい機能や、その他の機能の使ってみた感想などもまたどこかで共有出来ればと思います。
以上です。
おまけ
Change.orgで東京リージョン希望の署名を募集しています。
ご協力頂ける方はよろしくお願いします。