OpenFOAM用の自作クラスを作る際は、基本的にOpenFOAMが提供するスマートポインタ(autoPtr, tmp)の使用が推奨されています。
autoPtr
通常のスマートポインターです。
OpenFOAM wiki: Understanding autoPrt
tmp
各種Scheme・Field用のスマートポインタです。
各種Scheme・Fieldは、メモリリークを防ぐためのrefCount Classを継承して実装されています。tmp Classを使ってScheme・Field用のメモリを動的に確保するポインタを作成すると、そのポインタのデストラクタが呼ばれた際に、ポインタが確保したメモリを開放していいか自動的に判断してくれます。