[IT] 育児で役に立ったITツールやアプリ [育児]

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Advent Calendar でしか blogを書いていない気がします、しょっさんです。Google IME が「ショッさん」って変換してくるので、異常にショックです。

さて、当投稿は「子育てエンジニア Advent Calendar 2016 - Qiita」の18日目になる予定のものです。

いつものことながら、長くなりすぎたときは読み返していないので、きっと誤字・脱字だらけです。こっそり教えて下さい(`・ω・´)

前提条件:家族構成

これまでに使ってきて役に立ったIT関係のお話をする前に、2016/12現在の家族構成について述べておきます。いわゆる、前提条件ですが、娘についての詳細は控えます。

  • 父:しょっさんこと私、ITインフラエンジニアしてましたが、最近はPaaS/SaaSのクラウド屋さんです
  • 母:私からみると妻です。ITアプリ屋さんです。最近はWeb系のアプリ書いてるらしいです
  • 長女:もうすぐ大学受験です
  • 次女:JK
  • 三女:JC
  • 四女:JS

ポッキー四姉妹と若草物語以外では見たことのない、四姉妹家族です。男子がいないおかげで、部屋の中を走り回ったり、飛び蹴りによって家具が壊れたりしていないのは助かっています。

とは言え、このご時世には似つかわしくない程度には、数の暴力が働いていますので、一人一人、他の家族と比較すると育児に費やせる時間が多くありません。特に、ダブルインカムでもお金が足りそうにないのは、ただの恐怖しかありません。その為、両親は如何に効率よくお金を増やし、コストを抑えるか。娘たちには、それなりの学力を維持したまま、そこそこの国公立の大学を卒業してもらうよう、必要なものにはお金を掛けることとしています。もちろん、塾+公立よりも、安い私立+補習のケースも想定しています。滑り止めなどで、私立を選択せざるをえないケースもありますので。ともかく、一人一人に労力が掛けられない分、どうしてもアウトソースや別の力に頼らざるをえないことは揺るぎない事実です。

そこで我が夫婦は、必要な愛情は育児に注ぐことはもちろんではありますが、どうしても自分たちでは賄えないこと、また、複数の情報が錯綜して、まちがいの発生しないよう、両親の類い希なスキルを生かして、IT化しました。別に、育児自体を他の誰かに依存したりするようなアウトソースではなく、親の不足するスキル(記憶力、学業スキルや管理スキルなど)を ITによって補うこととしたわけです。

すべての機能は、出産してすぐに利用できないものもありますが、そのあたりは育児方針や、ご夫婦のITスキルと照らし合わせて、活用ください。

家庭内での情報共有

何よりも必要なことは情報の共有です。結婚してから、ともに長く一緒に顔を見合わせているのは、同僚だという統計データからもわかるように、夫婦や家族は、一般的に離れ離れに過ごすことは多いでしょう。そのために必要なことは、家庭内の情報の透明度を高めて、いかに共有するかが重要です。また、仕事以上に「言った・言わない」が人生の破滅につながりますので、多少やっかいでも込み入った話は Evidenceを残すことをおすすめします。我が家はそれによって、何度も離婚の危機を回避しています(かなり盛って書いてます)。

お金の共有

所詮、血のつながっていない赤の他人です。血がつながっていたところで、親の遺産相続で問題が出るくらいなのですから、血がつながっていない配偶者とは、もっと透明度を高くしておくことが信頼向上へとつながります。お金の運用方法は各家庭におまかせしますが、夫婦とも別々の財布でも、お小遣い制であろうとも、予算やお金の使い方、貯蓄に対する目標と用途、大まかで良いので現状把握が直ぐにできることが望ましいです。

完全に透明度高く運用するには、MoneytreeMoney Forwardなどの家計簿サービスであれば、共有して利用しやすいでしょう。

そこまで日々の運用や残高を見られたくないというときでも、大雑把な予算をGoogleスプレッドシートで共有するだけでも相互認識に齟齬が出なくて良いです。せめて、予算程度は共有し、お互いの収入と目標貯蓄額くらいはわかるようにしておきたいもんです。

スケジュールの共有

「あれ、なんでまだ帰ってないの」というくだらないことで心配したり、イライラしたりしないためにも、日々の予定はGoogleカレンダーなどで共有しましょう。Googleカレンダーだと、お互いのカレンダーを共有させたりできますし、子供の予定も入れておくことで、子供たちの運動会や、入学式などのイベントと私用をバッティングさせて、死ぬまでネチネチ言われるようなことがなくなります。とっとと使いましょう。

会話の共有

「言った」「言わない」ことほどくだらない言い争いはありません。多少込み入った話は、議事録に残すか、いっその事 chatやMessengerツールに残しておくほうが、精神衛生上問題が少なくなります。

我が家ではGoogleハングアウトを使っていて、どれだけ Googleに依存しているかがわかりますが、これはたまたま、嫁子どもの利用状況にしたがって、全員が使えるものがハングアウトだったというだけなので、LINEやFacebookのメッセンジャーとかでも良いです。議事録などであれば、Googleドキュメントにまとめておけば、更新履歴もわかるので、改変しようとしてもバレます。

管理とエビデンス

家の中でも管理業務などはいくらでも発生します。稟議申請などは、その最たるものです。大きなお買い物は度々発生するでしょうが、あのとき、なぜ購入したのか、なぜ必要だったのか、なぜこれを選択したのか、記録しておくことで災いが減ります。面倒くさいことはたしかに、面倒ではありますが、面倒なだけのちょっとした時間を費やしただけで、あとでもっと面倒な家庭内戦争に陥ることを防ぐことができるのは、良策です。

稟議申請

我が家ではRedmineを使っていますが、最近はもっと使いやすい、それでいてそこそこ無料で使えるサービスもありますので、使いやすいものを選びましょう。内容としては、稟議に特化したものでなくて良いです。バグトラッカーでも、チケットを切って残しておけば、それだけで同じことができます。重要なポイントは、いつどこで何を何のために、どのように購入したか、誰が支払ったか、わかればよいのです。記録されている、ということがどれだけ心の安寧につながるのか、ご理解いただけるでしょう。

バグトラッキングシステム

一人で生きていても、生活に対して課題が発生するのですから、他人と一緒に暮らしていれば更に課題が発生することは、火を見るよりも明らかです。しかし、課題を放置すると、小さかった火種も知らぬ間に背後で大炎上していることがあります。また、発火しやすいようなものであれば、火種だと思った瞬間には大炎上していることも有ります。早い沈静化には、火種の発見が重要です。

そこで、バグトラッカーです。ちょっとでも、なんか困ったな、改善したいな、なんてことがあったらチケットを切りましょう。我が家では、こちらもRedmineを利用していますが、もちろんなんでも良いです。課題を残しておいて、どのような経緯で対処に至ったかが残っていればOKです。

なお、先程の稟議申請もそうですが、我が家では子どもたちも同じようにRedmineを使っています。「定期が切れた」とかふつーにチケット上がってきて、私の場合はそのチケットをメールで転送して、さらに普段使っているOmniFocusへタスクを追加しているので、抜け漏れがありません。普段のタスク処理との連携も考えて、ツールは選択しましょう。

お手伝い&TODO → お小遣い

我が家では小学生になった頃から、家の中の手伝いを必須とさせています。子どもが多いから、必然に迫られてなのですが、その辺は各家庭の育児方針におまかせします。さて、お手伝いですが、子どもは全てのタスクを実施できるとは限りませんし、宿題や掃除など平気でやっていないことはあります。日々、実施しておいてもらわないことは、目で見てわかりますが、ピアノの練習などはやったのかどうかもわからないことはありますし、ごみ捨てなど日程が決まっていることなどは、いつやるんだっけ? と忘れ気味です。カレンダーに入れておいたり、タスクに入れておけば、ということよりも、我が家ではわかりやすくお小遣いに直結しています。

妻は専用のTODOツールを作って、子どもたちの日々のタスクを登録しています。そのタスクがタイムリーに実行されればされるほど、お小遣いの料率に影響を与え、月にもらえるお小遣いが増える仕組みになっているようです。もちろん、定義されたタスクを実行すればするほど、お小遣いはたくさんもらえます。とは言っても、各学年によって想定外の金額とならないような調整はされているようです。とはいっても、すげーがんばると、平均よりかは多くもらえるような仕組みになっています。

お小遣いとの連携で、日々のお手伝いは...なんて思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ある意味苦肉の策であって、絶対にやれとは言いませんが、お手伝いを通して掃除や皿洗いのスキル向上が身につくのであれば、お金のためであっても良いやという我が家での方針です。むしろ、金を払ってでも、手伝ってもらわないと、日々の生活が立ち行かないような、そんな子どもの人数なだけです。

自動化やその他のTIPS

これまでのタスクは、すべて人が処理せねばならないところがちょっと残念なものですが、日々くらしていくのに、自動化されていれば済むようなことは、いくらでも自動化して対処すべきです。私個人が、自動化されて感心したり、恩恵を受けたものを幾つか載せておきます。

時刻通知

朝の忙しい時間帯に、我が家では 1分おきに時刻を発声します。

たったこれだけのことではありますが、とても助かります。忙しい頃合いですと、いちいち時計も見ていられませんし、やかましいよりも、助かったケースが多いので、密かにお気に入りの機能です。実装もかんたんなので、是非どうぞ。

タスク通知

同じように、タスク開始のリマインダーとして、タスク内容の自動音声通知も便利です。

小さな子どもですと、時間の感覚や、時刻の理解が足りていないので、「17時からピアノの練習をしてね」と伝えておいても、理解できずにあとで怒られるような自体になりかねません。そこで、16:50 ころから「xxxx、ピアノの練習の準備をしてね」で、17:00 になると、自動的に練習用の曲を鳴らす、なんてことが一時期やられていました。上の三人はピアノをなかなか練習しなかったのですが、ここまで自動化したら練習の頻度は上がったように思います。四女は、なんだか知らないけれども自分から進んでいろいろやるので、この機能実装されておらず、ピアノの横に iPad mini をおいておくだけで、自分で曲を選択して、鳴らしながらやる程度にはえらい娘すぎて、将来が怖いです。

Webカメラ

子どもが帰ってくる部屋には、Webカメラが設置してあります。動画ではなく、定期的にjpgにして保存されているものを、外部からも閲覧できるようにしてある程度のものです。

やりたいことは、家にいるかどうかの確認が主です。電気が通常は消えているものが、ついていれば誰かが帰ってきたとわかります。画質も粗めで具体的な何をしているかわからないというようなことはなく、存在を確認できる程度ですし、死角だらけです。子どもが昼間に何をしているか監視したいのではなく、誰が家に帰ってきているか、そもそも家にいるのかを判断したいだけです。

実装したのが随分と前で、当時も今も最も実装のかんたんなものですので、このシステムではありますが、今であれば IoTで別の仕組みも作れそうです。IoTトイレ的なネタが良く出てきますが、アレのように、今、どの娘が家にいるのか、両親がわかればそれで良いのですから。

子どもにスマホをもたせるべきか

最後に、スマホについて、我が家の育児方針を述べて終わりにします。

我が家では、JC以上だとスマホ持ちです。もちろん、学校の制約の範囲内で、学校へ持っていくかどうかは判断していますが、基本可能であればもたせるようにしています。

なぜ、子どもにスマホをもたせるのか

親のエゴでしょうが、心配事を減らすためです。GPSにより、どこにいるかを具体的に調べることができますし、急な用事や言伝もできます。利便性の高さは言うまでもないでしょう。

小学校の場合、先生や学童クラブでの支配下にあり、登下校も保護者が付き添いという学校なので、そもそも常に監視の必要な場合ではありませんが、中学生にでもなれば、友だちとディズニーランドくらい迄は行ってしまいます。予定の時刻になっても帰ることができないようなケースや、電車事故などにより、遅れてしまうケースなどは発生します。昔だと、気の利いた子どもは親に電話で連絡していましたが、今は、そもそも公衆電話自体も少なく、連絡を取る方法が結局、携帯電話しかないような状況です。したがって我が家では、JCになるとスマホを買い与えて、やりとりできるように、そして居場所の確認ができるようになっています。

そもそも、我が家に限らず、同様に子どもたちにスマホを持たせている家庭は多く、子供同士でやりとりをすることも増えてきています。我が家としては、親が決めたアプリだけの導入・実行ができるように管理している上で、利用を許可させてはいますが、使い方は親が正しく教えてあげるだけのリテラシーがなければ、使わせるのは、ちょっと考える必要があるでしょう。

我が家では、小さい頃からITのリテラシー教育を行って、ITを使えるように教育しています。ITエンジニアになって欲しいとは思っていませんし、プログラミング教育は行っていません。ITをツールとして正しく使えるようになってもらえれば、それで最低限の行動としては十分だと考えています。もし、娘たちがプログラミングやサーバ構築したいと言ったら、それはそれで教えるでしょうが、今のところ、そのような要求はありません。プログラミング教育の必須化などいろいろありますが、個人的には、才能を含めた技術職であり、万人に実施する教育ではないと考えていますので、強制的にプログラムを書かせたりするつもりはありません。ただ、正しく ITを利用できるようであれば、それで十分で、それに必要な情報とリテラシーはさんざん(嫁が)教育してきたと考えています。

スマホに限りませんが、親が ITを正しく理解して、子どもに正確にIT教育を行った上であれば、スマホやらパソコンやら好きに使わせたところで、問題になるようなことはないと考えています。

この投稿は 子育てエンジニア Advent Calendar 201618日目の記事です。