前回「その1」を記述してから半年以上が経過している気がします。
気にしない。
と言うことで、今回は、見た目を気にするインフラエンジニアたちに、都合の良い小手先技をいくつかご紹介します。
1. Emacs を起動時に最大化
インフラエンジニアには、黒バックのコンソールだけがあれば良い、それで十分です。
従って、Cocoa Emacs (GUI) を起動するとしても、27" の iMacであろうと、Emacsは Emacsだけで使います。従って、最大化すれば良いのです。
むしろ、最大化しない意味が分かりません。
それは、こう。
;; スクリーンの最大化
(set-frame-parameter nil 'fullscreen 'maximized)
なお、ウィンドウサイズを最大化するではなく、そもそもフルスクリーンモードにするには
;; フルスクリーン
(set-frame-parameter nil 'fullscreen 'fullboth)
パクリ元
Emacsを起動時に最大化する - みっちゃんラボ
2. Emacsを半透明化する
見た目が大事です。
インフラエンジニアは見栄えを気にします。大好きなあの人を壁紙にしている人が、ほとんど全てだと思います。なお、私はご期待通り Perfumeを壁紙にしていますが、Emacsを最大化したからといって彼女たちが見えなくなっては、人生を捨ててしまったようなモノです。
そこで、Emacs自体を半透明化します。さすが。
気分は、PC-98x1や X68kで、ファイラーを使っていた頃に逆戻りです、とても気分が良い。
さて、半透明化するには、こう。
;; for window system
(if window-system
(progn
(set-frame-parameter nil 'alpha 95)))
最後の 'alpha
後の数値が透過度です。100で透けない、0でスケスケです。
パクリ元
cocoa emacsを半透明にする
3. フォントを設定する
見た目と言えばフォントです。萌フォントとか使う愚弄者は素人です。
強者は、安定化したものを選択します。男黙って Ricty
です。
我が家での Ricty指定は次のようにしています。
;; Ricty フォントの利用
(create-fontset-from-ascii-font "Ricty-14:weight=normal:slant=normal" nil "ricty")
(set-fontset-font "fontset-ricty"
'unicode
(font-spec :family "Ricty" :size 14)
nil
'append)
(add-to-list 'default-frame-alist '(font . "fontset-ricty"))
4. 自動保存する
今日の終わりはオートメーションです。なぜか見栄えとはちがうところを攻めます。
人がセーブしようとしたときにハングアップして、これまで書き上げたドキュメント 2時間分を失うのは世の常です。
Undo がやたらめったら戻れることを考えると、ファイルは自動的に保存されてしまったところでなんの問題もないはずです。むしろ、^x-s
とかしている時間も勿体ないくらいのエンジニア諸氏には、この設定が不可欠です、今すぐ設定しろ。半年も待たせてゴメンね。
;; バッファの内容を自動保管 (秒)
(require 'auto-save-buffers-enhanced)
(setq auto-save-buffers-enhanced-interval 1) ; 指定のアイドル秒で保存
(auto-save-buffers-enhanced t)
ちゃんとご丁寧に注釈がはいっているので、そのとおりにするがいいと思います。
最初は 5秒とかにしてたんだけれども、追い詰められてる感じが全く感じられなかったので 1秒にしました。これだと、打ち出したら、止まるに止まれなくてなんか気持ちいいです。
SSDなのに!! 書き換え回数が決まってるのに!! ここは書けない、書かせてはいけない、保存させてはいけない!! という勢いでコーディングが進みます。
無駄なスペースとBS するの禁止。
お粗末様でした。また次回。そろそろ、機能を追加してみようと思います。magit 必須。