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ストレージの初期設定

Last updated at Posted at 2015-06-21

Nutanix CEのクラスタ構築直後は、各ディスクは共有ストレージとして使用可能な状態になっていません。以下の手順で設定を行います。
(Nutanixのストレージの概念や構造については、こちらの記事をご参照ください)

StoragePoolの作成

最初にStoragePoolを作成します。StoregePoolとはNutanixのストレージ管理の構成要素の一つで、Nutanixクラスタ内の物理ディスクの集合です。
Nutanixでは、1つのNutanixクラスタにたいして1つのStoragePool作成し、全てのディスクをそこに組込むことを推奨しています。

以下、ステップバイステップの作成手順です。

  • Prismにログインする
    PrismはNutanixクラスターのWebベースの管理コンソールです。Nutanixの基本的な操作はこちらから行います。
    インストール時に設定したCVM(Controller VM)のIPをアドレスにウェブブラウザで接続します。(HTTPで接続するとHTTPSの9443ポートにリダイレクトされます)

Prism_login.png

  • 左上のプルダウンメニューからStorageメニューを選択する

Storageメニュー

ストレージ管理画面に遷移します。

  • 右上の"+ StoragePool"を選択する

+StoragePool

StoragePoolを作成する設定画面がポップアップします。

ストレージプール作成画面

  • デフォルト設定のままで問題ないので、名前をつけてSaveボタンを押す

名前をつける必要があります。私は"sp1"という名前にしました。
これでStoragePoolが作成されました。

引き続きContainerを作成します。

Containerの作成

ContainerはNutanixのストレージ管理単位で、実際に仮想マシンファイルやISOイメージなどを保存する領域です。また、幾つかのストレージポリシー(重複排除や圧縮など)は、このContainerに対して設定します。

以下、ステップバイステップの作成手順です。今回は、仮想マシンファイルを保存する"VMs"とISOイメージを保存する"ISO"の2つのコンテナをデフォルト設定で作成します。

まずはストレージ管理画面に移動してください。

  • 右上の"+ Container"を選択する
    +Container

Containerを作成する設定画面がポップアップします。

  • Containerの名前をつけて保存する
    コンテナ作成画面

左下のAdvanced Settingをクリックすることで、各種ストレージポリシーの設定が出来ますが、今回はデフォルトのままで作成します。私はISOsとVMsの2つのコンテナを作成しました。


次のステップはISOリポジトリの構成です。

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