32bit UEFI 搭載の2-in-1 PCにubuntu14.04をインストールした記録

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参考資料一覧

http://www.geocities.jp/cowfish_lactoria/mstick1-euc.html
http://solidstatelife.blogspot.jp/2015/05/asus-x
http://nabe825dub.hatenadiary.jp/entry/20120930
http://christina04.blog.fc2.com/blog-entry-162.html

前書き

 BIOS設定を,USB CD/DVD にしてもブートをしてくれない.boot menu にはいっても,どうやらUSBもDVD−ROMも認識していない.色々と調べてみたところ,32bit UEFI という,非常にlinuxとは相性の悪いファームウェアということが判明した.
 windows10 を使い続けようとも思ったが,linuxの,オープンソースの,「無駄を省ける」という環境は非常に居心地がよく.どうしてもメインPCをlinuxにしたい.そこで,数々の先人たちの知識を借りて,なんとかubutnu14.04をインストールし,自動でブートをしてくれるようにまでなった.

 上記の先人たちの記録とは多少異なるものがあるため,その記録.

PCスペック

HP Pavilion x2 detachable(ちなみに販売後2週間でWPから消えていた)
CPU: intel atom
OS : windows8.1がプリインストールされ,その後windows10にアップデートした.

OSをアップデートしたために,リカバリーメディアを作成できなかった.Micro Soft がwindows10のisoファイルを公開しているため,それをUSBに焼いた.4GBのUSBで事足りた.

ubuntu14.04をUSBに焼く

 私は2GBのUSBで事足りた.ちなみに,ubuntu15を焼いた時,インストールの途中でインストーラがクラッシュし,windows10を再度インストールしてubuntuを削除し,またubuntuを入れてwindows10を消すという作業をやることになった.
 Universal USB Installerを使って,USBにisoファイルを焼く.

bootia32.efi をダウンロードする

 bootia32.efi download などと検索をかけるとでてくる.英語の文書しかないが,そこはUNIX系を扱う以上は仕方がないと思う.
 これをダウンロードして,先ほど焼いたUSBを開き,/EFI/BOOT/ ディレクトリに,bootia32.efi を置く.
 こうすることで,boot menuからUSBを開けるようになる.第一難関クリア!

ライブモードでの起動

 boot menuからUSBを立ち上げるとgrubが開く.そこからtry ubuntu without install を実行しようとするがそれができない!
 (原因は不明です.もしご存じの方がいらっしゃたら,教えてほしいです.linuxは触れて一年も経っていません.)
 grub画面でキーボードのeを押すと,grubの編集画面が出てくる.そこで,quiet splash をquiet nomodeset もしくはnomodeset にして,黒い画面になったらとにかくマウスを動かす.そうすると,白い文字が出てき,色々なものを読み込んでいる(一応は白い文字を読んでみると,少し心が落ち着いてくるかもしれない).
 そしてしばらくすると,ライブモードでubuntuが起動してくれる.ネットワークに繋げたいのなら,外付けwifiが必要になる.LANポートはついていないし,内部bluetoothも機能しないためだ.
 私のPCにはUSBポートがひとつしかなく,外付けwifiをつけるためにはハブを介する必要があって怖かったので,ネットワークには繋げなかった.
 そして,画面上のアイコンからubuntu14.04をインストール.あとは普通にインストールする.

再起動するが,自動で起動をしてくれない

 インストールが終わり,再起動するとgrubの画面が出てくる.そこでcを押すと,grubのコマンドラインに入る.そこに
linux (hd1,gpt
と打ち,Tabキーを押すと,availableなものがいくつか出てくる.そこで,Filesystem typeがext*となっているものを選ぶ.私の場合は2.

grub> linux (hd1,gpt5)/boot/vmlinuz-3.16.0-30-generic root=/dev/mmcblk0p5 reboot=pci
grub> initrd (hd1,gpt5)/boot/initrd-3.16.0-30-generic
grub> boot

次のサイトから引用しました
http://www.geocities.jp/cowfish_lactoria/mstick1-euc.html

 これを打つと,またまた白い文字が出てきて,真っ黒な画面になる.
マウスを操作しても動かないといって,強制終了をしてはいけない
 20分位待ってから虚空でクリックすると,パスワードを求められるようになる.(私はこれが原因でなんども強制終了,windows10インストール,ubuntuインストールを繰り返しました.)

ubuntuが立ち上がったら,自動でブートをするように設定.

引用します.
http://www.geocities.jp/cowfish_lactoria/mstick1-euc.html
上の6番以降と

grubのソース取得
# apt-get install git bison libopts25 libselinux1-dev autogen m4 autoconf help2man libopts25-dev flex libfont-freetype-perl automake autotools-dev libfreetype6-dev texinfo
# git clone git://git.savannah.gnu.org/grub.git
# cd grub
# ./autogen.sh
# ./configure --with-platform=efi --target=i386 --program-prefix=""
# make
# cd grub-core
# ../grub-install -d . --efi-directory /boot/efi/ --target=i386

# cd /boot/efi/EFI
# cp grub/grubia32.efi ubuntu/

http://nabe825dub.hatenadiary.jp/entry/20120930/1348938082
これの手順Bを実行する.

gksudo gedit /etc/default/grub
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="nomodeset"
sudo update-grub

なお,gksudoについては,私のインストールしたubuntuではそのままでは対応していなかった.色々と検索をしたら割と普通にアプリをインストールできた.

もし自動でブートをしてくれなくても,USBをさして,一つ前のセクションのようにしてgrubから起動をさせれば良い.そして,最初の参考資料などを参考にしてもらえれば,きっとできると思う.

完成

USBを外して再起動し,成功.シャットダウンした後起動しても成功すれば,それで完成.
起動時に白い文字がたくさん出てくるが,一応は自動でブートしてくれるし,シャットダウンも正常

まとめ

 現在のところ,不具合は見つからない.プログラム環境も普通に作ることができたし,インターネットにも,外付けwifiを介して普通につながる.現にこの投稿はそのPCから行っている.
 また,上には書かなかったが,一度,install ubuntu alongside ubuntu を実行したらパーティションが大変なことになり,windows10のインストール時に全てのパーティションをフォーマット,削除するという荒業に出た.

ー以上で報告を終わります.拙いunix系初心者なので,何かしらのアドバイスをいただけると嬉しいです.

追記

 マウスがいきなり動かなくなるという不具合に何度か遭遇する.キーボードは普通に動くので,そこからterminalを開いてシャットダウンした.インターネットにつなぎながらの作業で起こりやすいように感じる.かなりの負荷がかかってしまうようだ
 軽く調べたところ,ハードの問題らしいし,実際PC本体は暖かく,電池の減りも早く感じる.無理があったのかもしれない.
 また,マルチタッチを有効にしようと思い,touchegg-gce を入れてみたが,有効にはならない.

追記2(2016/4/28)

 マウスは稀に動かなくなる.その時はterminalからシャットダウンするのだが,うまく閉じてくれない.そのため電源ボタンを長押しして強制終了させることになる.
 もともと文章,プログラム作成のために購入したマシンのため,その点では不便はほとんどない.ubuntu側の仕様なのかもしれないが,電池残量が表示されず(GUIからいじっても無理だった),故にいきなり電池不足で電源が落ちることがある.使うときはプラグにつながないと落ち着かない.ただ,5時間くらいは連続で使えるため,外出先で使うときもあまり困らない.

追記3(2016/5/7)

恐ろしいことを発見してしまった.
Emacsを使っているとき,電池消費の速度は充電の速度を上回ってしまう.つまり,Emacsを使っていると,ACアダプタ接続時でさえも,いずれ電池が切れてしまう.幸いgebitではそうはならないのだが,これで自由にemacsが使えなくなるのはつらい.

追記4(2016/5/30)

私はいま,このPCをwin10に戻し,新しい64bit UEFI搭載のPCを買おうかと考えている.
gnu plotを使うと,恐ろしいほどの速さで電池が消費するのだ.ACアダプタ接続時でさえ.
自分でOSをいつか書き,このPCのパフォーマンスを引き出そうといきこんでいたが,これではろくに使うこともできない.32bitUEFIに未来はないのか...?

追記5(2016/7/29)

win10に戻してみたものの,電池残量が表示されない.しかも,異常に動作が重い.本当に使えなかったので,頑張ってubuntu14.04に戻した.ubuntu16 LTSをインストールしようとしたら,15と同様に,installer crashを起こした.2日かけて,戻すことに成功.