HomebrewでMySQL5.6を使い続ける

Homebrewを使ってMySQL環境を得ている場合、何気なく brew update && brew upgrade をしているとMySQLのバージョンが5.7に上がっていて、罠にハマることが多い。
そこでMacOS上のMySQLを5.6に固定したままにする方法を紹介。

既存のmysqlを削除する

# mysqlを停止
$ mysql.server stop
# 自動起動設定をOFF
$ launchctl remove homebrew.mxcl.mysql
# mysql本体を削除(これだけだとdatabaseは削除されない)
$ brew uninstall mysql

mysql56をインストールする

$ brew install homebrew/versions/mysql56

mysql56の自動起動設定

$ ln -s /usr/local/opt/mysql56/homebrew.mxcl.mysql56.plist ~/Library/LaunchAgents
$ launchctl load ~/Library/LaunchAgents/homebrew.mxcl.mysql56.plist

mysql56を立ち上げる

$ mysql.server start

これでエラーになる場合は、

• mysqlのプロセスが残ってしまっている場合
  • http://www.crossl.net/blog/mysql_failed_start/
• 本来、初回起動時に作成されるファイルが残ってしまっている場合
  • https://tumin.jp/answer?id=56580170dad3683b6a683a0d

などのケースがある。

前者については、プロセスを殺していく。

$ ps aux | grep mysql
$ kill -9 <プロセス番号>

後者については、

$ cd /usr/local/var/mysql
$ rm -rf ib_logfile*

うん、Homebrewやっぱり便利！！