[したいこと]
プロセスのコアダンプファイルの出力先ディレクトリとファイル名を変更したい
一時的に変更する場合(OS再起動で変更は破棄される)
以下のファイルにコアダンプファイルの出力先とファイル名を設定する
[設定ファイル]
/proc/sys/kernel/core_pattern
[設定例]
$ echo "/hoge/core_%e_%p" > /proc/sys/kernel/core_pattern
[参考リンク]
Man Page of CORE
永続的な変更をする場合(OS再起動しても有効)
以下のファイルにコアダンプファイルの出力先とファイル名を設定する
[設定ファイル]
/etc/sysctl.conf
[設定例]
以下の行を追加
kernel.core_pattern=/hoge/core_%e_%p
[設定を有効にするには]
以下のいずれかを実行する
1. OS再起動
2. # /sbin/sysctl -p
- ただし、RHEL6の場合は、自動バグ報告ツールがkernel.core_patternを勝手に書き換えるため、/etc/abrt/abrt.confファイルのDumpLocationパラメタを設定する
[参考リンク]
sysctl コマンドの使用
RHEL6で、起動時に kernel.core_pattern パラメーターが上書きされます
自動バグ報告ツール (ABRT)