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Oracle Java を使って Glassfish 5 を起動する Dockerfile を作ってみた

Last updated at Posted at 2017-07-04

Glassfish5 の 配布パッケージから Docker Image を作成する Dockerfile です。

説明

Glassfish5 は Java EE 8 の参照実装となっていて、その Java EE 8 の公開(最終リリース)も 2017年7月という事で迫ってきました。
リリースに向けて Glassfish5 のビルドも盛んに行われています。
この Glassfish5 の配布パッケージを取得して、Oracle Java を使って動かす環境のDocker Image を作成する Dockerfile です。

動作イメージ

特徴

  • 2種類のビルドパッケージ毎の Dockerfile
  • Oracle Java ベース
    • Oracle Java 8 SE (Server JRE)
      • ※上記 Oracle Java は Docker Store で公開しているイメージのため、Docker Store のアカウントに使用権限を付与しておく必要があります
  • リモート接続設定済み
    • Glassfish Console にローカル以外からアクセスする場合に必要となるリモート接続設定を予め構成
    • 管理者ユーザ : admin / 管理者パスワード:glassfish を設定

前提

  • Docker Store のアカウントを保有していること
  • Oracle Java の使用権を Docker Store に紐付けていること

使用方法

Docer Image の取得 (docker pull)

docker pull shinyay/docker-glassfish5

Docker Hub の以下に登録している Docker Image を取得します
https://hub.docker.com/r/shinyay/docker-glassfish5/

Docker Container の起動 (docker run)

最新のバージョン

docker run -d -it --rm -p 4848:4848 shinyay/docker-glassfish5

タグをつけない場合は、latest が起動します。このタグの実体は、Nightly Build の最新版になるようにビルドしています。

Promoted ビルド

docker run shinyay/docker-glassfish5:<ビルドバージョン>

たとえば、docker run shinyay/docker-glassfish5:b10 とすると、一連のテストケースをクリアした安定しているビルドの Promoted Build のイメージを起動します。

Nightly ビルド

docker run shinyay/docker-glassfish5:<ビルドバージョン>-MM_DD_YYYY

たとえば、docker run shinyay/docker-glassfish5:b10-07_04_2017 とすると、簡易的なテストケースのみをクリアしたビルドの Nightly Build のイメージが起動します。

ビルドバージョンの確認

Docker Hub の Build Details タブにDockefileからのビルド結果が一覧表示されています。以下のURLで確認できます:

管理コンソール (Glassfish Console) へのアクセス

上記のDocker の起動コマンドのオプションで、以下のパラメータを追加していました、

  • -p 4848:4848

これは、Docker Container 内で起動している Glassfish の管理コンソールが Listen しているポート番号 4848 に対して、外部(Glassfish コンテナ を起動しているホスト環境)のポート番号をマッピングする設定です。

これを行うことで、ローカル環境のIPアドレス、ホスト名や localhost の 4848 番ポートでか管理コンソールにアクセスできます。

なお管理者は、デフォルトでは設定済みの admin/glassfish を使用してください

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