はじめに
これを書いてる人はiOS開発を仕事でやりだして１年くらいです。
今回SpriteKitを使った簡単なゲームアプリを作って初めてリリースしました。
開発期間中に見て参考にしてたサイトとかをまとめておこうと思います。
SpriteKit
今まで個人でアプリ開発しようと何度かチャレンジしましたが、途中で飽きてしまうことが多く、なかなかリリースまで至りませんでした。
今回は全く触ったことのないものを使おう、ということでSpriteKitを触り始めましたが、referenceとか読んでたら1日くらいで遊べるものができて、SpriteKitめっちゃおもしれーーーーー！ってなりました。
（初めてアプリやる人ってUITableViewControllerとか覚えるよりも、SpriteKitでNode動かして物理演算使ってみる方が感動がでかいと思う。）
Unityは触ったことないんで知らないですが、SpriteKitに関していえば少しでもiOS開発やったことある人だとかなり扱いやすいと思います。学習コストが全然かからなかったのもリリースまでちゃんとできた大きな要因かも。だいたいプロパティ設定するだけで適当に動くし。
あとNodeの速度計算のために久しぶりに数学使って、脳の退化ぶりに絶望したりもしました。
参考:
Appleのドキュメント。
https://developer.apple.com/reference/spritekit
SpriteKitの使い方をかなり丁寧にまとめてくれてるサイト
http://hajihaji-lemon.com/smartphone/ios-swift/
ゲームの方向性
とにかくシンプルにすることを考えました。
キャラクターとか使うとデザインに時間かかるし、Nodeが増えすぎて処理重くなるのも嫌だったので。
あとはシンプルな図形でフラットデザインぽい色つけとけばそれっぽく見えるんじゃね、っていう安易な発想。
参考:
その名の通りフラットデザインに合う色をまとめてくれてるサイト。非デザイナーなのでこういうサイトはすごく助かる。
https://flatuicolors.com/
GameCenter対応
ほぼゲームとして形になったので、GameCenter対応しよう！と思ったら有料アカウントじゃないと使えないらしい。ここでついにApple様にお布施。
スコアを送るだけの実装なら結構お手軽でした。アチーブメントは考え出すと時間取られるので一旦スルー。
参考:
Swiftサラリーマンさんの記事（AppDelegateに書くところが非常に参考になった）
http://swift-salaryman.com/gklocalplayerutil.php
Firebase
広告(Admob)入れたり、解析したりもしたかったので、先輩に相談したらとりあえずFirebase入れとけって話だったので導入。公式のガイドに沿って進めるだけで簡単に導入できます。
公式:
https://firebase.google.com/
アイコンとスクリーンショットの作成
とりあえずKeynoteでスライドサイズを指定して作ったのでかなり手抜き。
アップデートの時にでもちゃんとデザインできる人にお願いする予定。
参考:
画像を投げると各種アイコンサイズにしてくれる便利なサイト。iOSとandroid両方に対応。
https://resizeappicon.com/
申請作業
申請は初めてだったのでとにかく先人の知恵を頼りにしました。
参考リンクがなければ絶対に申請できなかった。ありがとうございましたmm
Developer programへの登録からリリースまでを、サルでもできるくらい丁寧に書いてくれてるサイト。
http://examination-03.hatenablog.com/
Appストア公開までの手順のスクショが豊富で（しかも新しい）めちゃくちゃ助かったサイト。
http://unitynightowlgames.hatenablog.com/entry/2016/10/06/230911
番外編（ハマったところ）
validate
申請準備の段階でvalidateでハマった。
iTunes Store operation failed.
Missing required icon file. The bundle does not contain an app icon for iPad of exactly '152x152' pixels, in .png format for iOS versions >= 10.0.
アプリのアイコンを設定するときにローカルから画像を設定してしまっていて、Assets.xcassetsに画像ファイルを入れてなかったのが原因だったようです。
upload
validate通ったぜー！と思ってuploadしたらまたもエラー。。
This action could not be completed. Try again. (-22421)
これはAppleのサーバが原因みたいで、再度実行したら通りました。心臓に悪い。。
おわりに
今回のアプリは、開発〜申請までだいたい２週間くらいでした。
最初の１週間くらいでSpriteKit触りまくって、３日くらいでゲームに必要な画面とか作って、GameCenter対応とFirebase導入とアイコン作成と申請作業は１日で終わりました。
今後やりたいこととしては、
* UIやプレイアビリティの向上
* テストとリファクタ
あたりですかね。
それではSpriteKitを使って、良いアプリ開発ライフを！